Tevaのサンダルで出合った、東京とは思えぬ景色が広がる秋川渓谷。
Lifestyle 2025.08.26
フィガロジャポン35周年企画として開催された、トレイルランニングサンダルを履いて、山道や沢などの自然あふれるトレッキングにトライするイベント「Tevaと過ごす、ちょっぴり特別な週末トレッキング」。今回のそのイベントの様子をレポートします。
舞台は秋川渓谷。Tevaの「Aventrail Sandal(アベントレイル サンダル)」を履き、奥多摩エリアでアウトドア体験ができるようナビゲートしてくれる「東京裏山ベース」をスタート地点に沢を歩き、ゴール地点の秘密の滝つぼを目指します。
「東京裏山ベース」でガイドを務めるジンケンさんから、まずは当日集まったゲストに当日の流れや歩き方をレクチャー。これで気持ちの準備は万端!
今回アテンドしてくださった、「東京裏山ベース」を主宰するジンケンさん(写真中央)。
今回のメインはTevaのサンダル「Aventrail Sandal(アベントレイル サンダル)」。目移りしながらも、まずはしっくりくる一足を見つけて試着。トレランやファストハイクといったアウトドアシーン向けに誕生したサンダルなので、足を通した瞬間の安定感とグリップの効き方、推進力のよさにびっくり。わくわくするようなポップなカラーリングのサンダルを履いて、いよいよ出発!
ウィメンズは右側のバーント オリーブ×ビビット バイオレット、マシュマロ×マリーゴールドのカラー展開。左のトータル イクリプス×グリーン フラッシュはメンズのカラー展開。
苔むした岩の上でも全く滑らないグリップのよさに感動。
当日集まったゲストは、アウトドア慣れしている方やTeva愛用者という方もちらほら。ペアで参加している方もいれば、お一人で参加している方もいて、現地では早速「また行きましょう!」と次の予定を立てている姿も。アウトドアって、こうして自然に人と人が繋がっていくのかと実感しました。
まずは浅めの川で水慣らし。冒頭からわくわくが止まりません。
足取り軽くスイスイと登っていくアウトドア上級者もいる一方、
岩場を頼りにゆっくりと進むビギナーも。
川沿いの涼しい風や、足元から響く砂利の音、ふと見上げると揺れる木漏れ日。サンダルとは思えないフィット感で足をしっかり支えてくれる足元が、心地よさをさらに後押ししてくれました。
途中、休憩所として立ち寄った黒茶屋は観光客で賑わい、川遊びをする子どもや地元の人の笑顔が溢れていました。都会と田舎が同居する不思議な空気感に、ここが東京だということを一瞬忘れてしまうほど。
黒茶屋を目的地として訪れている方も。時間がなくて残念ながら食べられませんでしたが、美味しそうなかき氷やおやきは行列! 時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。
お昼はボリューム満点のキューバサンドを頬張りながら、河原でチェアリング。川のせせらぎを感じながらのランチは外で食べるからこその美味しさがあり、擦り切れた心が奥の方までじんわり満たされた感覚になりました。
思い思いの場所に椅子を置いて冷を取るゲストたち。
そしてこの日のハイライトは、ジンケンさんの案内なしでは絶対に辿り着けなかった秘密の滝。ひんやりとした水しぶきと、深い森の香りに包まれて立つ時間は、まるで日常から切り取られた別世界のようでした。
アウトドア初心者でも、そっと背中を押してくれる心強いガイドと信頼できる足元さえあれば、こんなにも軽やかに自然を楽しめる。今回の秋川渓谷ハイクは、私にとってアウトドアの扉をそっと開いてくれるとっておきの体験でした。
photography: Reina Senga

madameFIGAROjpのコントリビューティングエディター。チョコレートとクラシックスポーツカーが好き。ワードローブは白、黒、グレー。ぎっくり腰をしてからランニングが趣味に。今年はハーフマラソンに出るのが目標。
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