美食の芸術を称える、新しいカフェ ディオール by ラデュレへ。
Lifestyle 2022.11.07
メゾン ディオールを象徴する旗艦店「ハウス オブ ディオール ギンザ」のリオープンとともに、卓越した美食の芸術を称えるカフェ ディオール by ラデュレが誕生。
このサロン・ド・テは、メゾン ディオールを創設したクリスチャン・ディオールが大切にしてきた日本のおもてなしとその喜びへのオマージュ。ディオールの遺産とコンテンポラリーなデザインが交差する洗練された空間になっている。©︎Daici Ano
ハウス オブ ディオール ギンザの4階に位置するこのカフェでは、ディオールとラデュレ、両メゾンのサヴォワールフェールが融合した、優美でスイートなひとときを楽しめる。ディオールのコードのひとつとも言える千鳥格子モチーフは、フューチャリスティックなラインを描くアームチェアによって強調され、アイコニックな「カナージュ」モチーフはメゾン ラデュレを象徴するパステルカラーを纏い、テーブルウェアを美しく彩る。さらに、パリ本店「30 モンテーニュ」のレストランのシンボルが大胆に落とし込まれているのも大きな特徴で、まさに特別な空間なのだ。
壁にはディオールのアーカイブとアーティストの個人的なビジュアルから引き出された何千もの画像が並ぶギー・リモーヌの巨大なピクトリアル作品が。©︎Daici Ano
一歩足を踏み入れただけでうっとりするような空間で提供されるのは、メゾン ラデュレが新しく考案した美しいデザートの数々。メゾン ラデュレに受け継がれた伝統への賛美として、このカフェでは柑橘類のヴァシュランやレモン風味のメレンゲと洋梨のクリームを重ねたモンブランなど、フランス菓子を代表する名作を再解釈したパティスリーがいただける。
究極のサプライズは、ラデュレがハウス オブ ディオール ギンザのために考案したトンカビーンズやオレンジフラワー・アーモンド、ピンクペッパー、ストロベリー・ヴァニラ、ピニャ・コラーダ、ピンクグレープフルーツなどのここでしか味わけないフレーバーのマカロンが、美しい「カナージュ」モチーフが描かれたカフェ ディオール by ラデュレ限定のボックスで登場すること。また今後は料理のメニューも加わり、ランチやアフタヌーンティーなど、カフェ ディオール by ラデュレでの美食の時間がいっそう充実するのもうれしい限り。
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オレンジのコンフィと、細くカットしたオレンジ、グレープフルーツ、レモンの柑橘類が調和するメレンゲ・シェルの繊細なアントルメ。添えられたレモンのソルベによって甘さに酸味が加わり、さらに砂糖漬けしたレモンの花びらとシトラスソースが甘さを程よく引き立てる。口当たりの軽いヴァニラ風味のクレーム・シャンティとともに。「ヴァシュラン・オ・アグリューム」¥2,400 ©︎Mathilde Hiley
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フランスの代表的なデザートも繊細かつ優美に。さっぱりとしたヴァニラアイスクリームと、甘酸っぱいアップルビネガーのキャラメルソールを添えたリンゴの薄焼きタルトは、金箔が飾られて、味だけでなく目でも楽しめる。「タルト・フィーヌ・オ・ポム」¥3,800 ©︎Mathilde Hiley
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レモン風味のメレンゲとヨーグルトムースを重ねた繊細な青リンゴの雲の上に、青リンゴ、キウィ、キュウリの意外な組み合わせをトッピング。レモンのソルベとロイヤルアイスクリームを添えて。また、クリーミーな青リンゴのソースは、ほんのりレモングラスの酸味が引き立つ。「ニュアージュ・ポム・ヴェルト・エ・キウィ」¥2,900 ©︎Mathilde Hiley
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クリスチャン・ディオールお気に入りのデザートへのオマージュ。とろけるようなピスタチオのプラリネを忍ばせたチョコレートのビスキュイを、ディオール カラーのチョコレートディスクで覆い、チョコレートソースをのせ、繊細な風味のピスタチオアイスクリームを添えて。さらにピスタチオ風味のサブレとシュトロイゼル、チョコレート風味のそば粉のガヴォット・クルピークレープとともに絶妙な調和を楽しんで。「モワルー・オ・ショコラ・ピスタッシュ」¥3,000 ©︎Mathilde Hiley
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カフェ ディオール by ラデュレ限定フレーバーより、お好みのマカロンを3つ選んで、コーヒーまたは紅茶とともに堪能して。「カフェ ディオール by ラデュレ限定マカロン デグスタシオン」1名分¥3,300 ©︎Mathilde Hiley
東京都中央区銀座6-10-1 ギンザシックス House of Dior Ginza
tel : 03-6263-8131
営)10:30〜19:30L.O.
不定休
text: Natsuko Kadokura