セリーヌの新作キャンドルで、嗅覚に刻まれた記憶を再発見。
Lifestyle 2022.11.01
2019年に誕生したフレグランス「セリーヌ オート パフューマリー コレクション」に続き、新たに「セリーヌ オート パフューマリー キャンドル コレクション」が加わった。
セリーヌ オート パフューマリー キャンドル コレクション 全8種 各¥12,100(予定価格)/セリーヌ バイ エディ・スリマン(セリーヌ ジャパン)
フレグランスコレクションと同様に、このコレクションも「クチュリエ・パフューマー」の考えを受け継いでいる。自分だけの儀式を蘇らせる香りであり、その香りがもたらすのは、家、日常、メゾンドクチュールのサロンなど、ある空間や時を象徴する特別な存在を思い起こさせる、嗅覚に刻まれた記憶の再発見。
コレクションを構成する8種類のキャンドルはすべて、フランスのオート パフューマリーが誇る卓越した技によるもの。クリエイティブ・ディレクター、エディ・スリマンの指揮のもと、調香師と蝋工家がすべての段階においてその才能、技巧、匠の技を融合し誕生させた。クチュリエが誇るタイムレスなエレガンス、フランスの伝統、文化的なルーツなど、パリのクチュリエが大切にするテーマやスタイルのルールを再解釈し、新たな表現を可能にする別の領域を探求する新プロジェクトから生まれた、フレグランスの香りにインスパイアされたキャンドルコレクションとなる。
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フレグランスに続き、「香りのジャーナル(記憶)」の第2章となるこのプロジェクトも私的なもの。原点はエディ・スリマンが書き留めた「香りのジャーナル」。書き続けるなか、彼はさらに新たな感情や記憶を付け加え、それがこのオート パフューマリー キャンドル コレクションのベースになっている。パリのアパートメントやビバリーヒルズの自宅、そしてアトリエ内の夜の雰囲気など、彼にとってなじみ深い場所とそこの雰囲気の記憶。そうした記憶に、カリフォルニアの夜に鳴り響く60sのフォークサウンドを収めたレコード、再発見した手紙のデリケートな内容、ガラスのカラフェに残ったわずかなバーボンといった愛するものに見出したディテールを重ね、思い出を形へと変化させていったのだ。フレグランスとの一貫性を保つため、同じ調香師と再び手を組み、キャンドルはフレグランスと同様の香りを思わせる仕上がりになっている。キャンドル本体に加え、メゾンのエンブレム「トリオンフ」を刻印したキャップのほか、キャンドルスナッファー(火消し)、ウィックトリマー、カバー、タンレザー製ホルダー、「トリオンフ」キャンバス製トラベルケースといったアクセサリーも充実。私的で詩情豊かな香りで、プライベートな空間を満たしてみては?
キャンドルリッド¥25,300、キャンドルケース¥63,800(ともに予定価格)/ともにセリーヌ バイ エディ・スリマン(セリーヌ ジャパン)
キャンドルホルダー¥81,400、キャンドルウィックトリマー¥10,120(ともに予定価格)/ともにセリーヌ バイ エディ・スリマン(セリーヌ ジャパン)
セリーヌ ジャパン
tel : 03-5414-1401
text: Natsuko Kadokura