うつわ、インテリア、バッグ……新コレクションが発売! エルメスの新作でつくる、アール・ドゥ・ヴィーヴルな暮らし。
Lifestyle 2023.07.01
アール・ドゥ・ヴィーヴル、それは芸術性が豊かでスタイルのある“美学のある暮らし”。そんなアートや文化が息づくライフスタイルを叶えてくれるホームアイテムが、秋頃、エルメスから続々登場。手織りのクッションやキッズ向けのオットマンといった2023年秋冬の新作ホームコレクションと、エルメスがパリで主催している障害馬術競技のイベント「ソー・エルメス」から誕生したテーブルウェアと過ごす暖かな時間を心待ちに、秋の過ごし方を今からイメージしよう。
カラフルさにときめくキッズサイズのオットマン
北アイルランド出身のアーティスト、ナイジェル・ピークが手がけたキッズ向けの新コレクション「カバン」。色鉛筆で描いたような優しい色合いに満ちたデザインは、リビングやキッズルームを明るく、和やかな雰囲気にしてくれる。こちらは、ちょこんと置きたいオットマン。
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肌触りもラグジュアリーな手織りのクッション
コンテンポラリーアートやイラストといった芸術界で名を馳せ、エルメスの「カレ」のデザインも手がけている、イタリア人デザイナー、ジャンパオロ・パニがクリエイトする新作コレクション「アヴァロン・Hクラブ」。鮮やかでグラフィカルな手織りのテキスタイルを大胆にあしらったクッションはリビングやベッドルームのアクセントに。
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優しいタッチに心惹かれるキッズバッグ
こちらも、ナイジェル・ピークによるキッズコレクション「カバン」。スコットランドで建築を学び、建築家でもある彼が描き出す「小屋」が今回のコレクションには多用されている。太陽に照らされる小屋、いくつも並ぶ小さな家々……どこかノスタルジックな魅力もたたえる小さなリュックは、大人が持っても愛らしい。
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小さな冒険号で、ビーチサイドを彩って
15歳までの子どもたちが乗る小さなヨット、オプティミスト。1947年の誕生以来、世界中のセーラーたちが最初のヨットとして選んできたこの“OP”を、ナイジェル・ピークがカラフルでグラフィカルなマットに。24という数字は、エルメス第一号店のあるフォーブル・サントノーレ24番地から。コットン素材のタオル地が優しい。
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ブランケットの定位置にしたいバスケット
新しいホームコレクション「シャーウッド」は、暖かさと快適さ、そして季節を楽しめるカラーがキーワード。ウール100%のバスケットは、ブランケットなどを入れて暖炉のそばに置いたり、ベッドルームに配置したりと使い勝手良く活用できる。シンプルながらも温かみのある存在感が、部屋にくつろぎをもたらしてくれるはず。
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ウッドホルダーでひと息つける暖かさを演出して
薪を運ぶためのアイテム、「シャーウッド」コレクションのウッドホルダー。温かみのあるカラーに薪がごろっと積まれた姿は、インテリアのひとつとして、洗練された風景をつくり出してくれる。ステッチで入った「H」のイニシャルもさりげないポイントに。同コレクションには真冬の足元を温めてくれるソックスも登場。
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ソー・エルメスから生まれたテーブルウェア
フランスのアーティスト、ジョシェン・ギャルネールによるコレクション。障害飛越競技の国際大会「ソー・エルメス」からインスピレーションを得て、フェルトペンで自由で動きのあるモチーフを描き出したこちら。朝のひとときやティータイムにくつろぎをもたらしてくれる、和やかなタッチが魅力。
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集めたくなる大皿“タルトプラッター”
「ソー・エルメス」の世界観がフェルトペンで描きこまれた新しいタルトプラッターは、穏やかな昼下がりのおしゃべりや家族団欒に花を添える優しいタッチが嬉しい。同じコレクションのティーセットも揃えて、おもてなしにも秋色を取り入れて。
日常使いが心地よい、プレート&ボウル
シリアルやヨーグルトなど、自分のための飾らない食事も心豊かなひとときに。柔らかなトーンで彩られる馬術の世界が、ちょっとした非日常へのイマジネーションをかき立ててくれる。こちらもフェルトペンを使いジョシェン・ギャルネールが描いたもの。もちろんおもてなしのプレートとしてもおすすめ。
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初登場のエッグカップとバターディッシュ
エルメスから初めて登場する、エッグカップとバターディッシュ。バターディッシュは蓋を開けるとポールが描かれており、バターを使っていくたびにイラストが覗く様子も楽しい。そして、こんな愛らしいエッグカップで朝の食卓を飾れば、朗らかな気持ちになれるはず。インテリアとしても映える蓋付きボウルは、アクセサリーケースとしても活用したくなる可愛らしさ。
毎日の生活が彩る、ニュースなホームコレクションと「ソー・エルメス」のテーブルウェアたち。秋頃の登場をお楽しみに。
text:Miho Arima