オーガニック・シャンパン祭、試飲会ソワレで特別な秋の一夜を。

フランス・シャンパーニュ地方を本拠地とするオーガニック・シャンパーニュ協会（1998年設立・Association des Champagnes Biologiques）は、10月20日に東京の八芳園にて「オーガニック・シャンパン祭」を開催。その一般向けパーティーとなるソワレ試飲会（有料）の参加申し込みを現在受付中。

オーガニック・ワインはここ数年で日本でも広く浸透したが、オーガニック・シャンパンはまだ飲んだことがないという人も多いのでは？ オーガニック・シャンパンの定義は、化学合成農薬や化学肥料をいっさい使わないシャンパンで、オーガニック認証を取得し、環境に配慮したシャンパン作りを行なっていること。2021年時点で、シャンパーニュ地方におけるオーガニックのブドウ畑はわずか8%。この地方は、ブドウ栽培の北限に位置し、またその気候条件から病害などのリスクが多く、オーガニック栽培が難しい地域であることがその一因だ。それでも生産者たちの努力により、年々オーガニックの割合は増えてきていて、2022年では167のドメーヌがオーガニック・シャンパーニュ協会に参加している。

この度開催される「オーガニック・シャンパン祭」は、フランスから20社の生産者が来日する日本初となるイベント。試飲会では50種類以上のシャンパンが試飲できるという絶好の機会なので、シャンパン好きはもちろんのこと、オーガニック・シャンパンに興味のある人はぜひお申し込みを！

20社もの生産者が来日するという貴重な機会。試飲会に参加したら、ぜひ生産者からお話を伺ってみては？ 画像提供：オーガニック・シャンパーニュ協会