DS AUTOMOBILES アラン・デュカス、福井へ! 「感性が満たされる旅」を叶えるフランスの名車とは?
Lifestyle 2025.10.30
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世界中でレストランを経営し、最も著名なシェフのひとりであるアラン・デュカス。フランス料理に新風を送り込み、若手料理人の育成に情熱を注ぎ、食材の生産者へのリスペクトを何より大切にしている。料理界の巨匠は著書『アラン・デュカス、美食と情熱の人生』(早川書房刊)の中で、これまでに最も影響を受けた国は日本であると述べている。
日本には何度も訪れているデュカスだが、今回初訪問となる福井県へ、フランスの名車・DS オートモービルとともに出かけた。
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豊かな自然と食との出合い
海と山に囲まれた福井県は山海の幸に恵まれた土地だ。2024年に北陸新幹線が敦賀まで開通したことにより、東京からのアクセスがぐんと向上。新幹線で東京を出発したデュカスは敦賀駅で下車し、DS 7 エスプリ ドゥ ヴォヤージュ E-TENSE 4×4で3日間かけて生産者や料理人を訪ねた。
「福井は恵まれた自然環境にあり、食材の宝庫でした。どんな料理にも対応できる土地だと思います。自分たちのテロワールを誇りに感じている生産者たちが印象的でした」
車中では風光明媚な田園の景色を楽しみながら、さまざまな生産者を訪ねた。サバなどの青魚を塩漬けにし糠床で発酵させた「へしこ」や、熟成昆布から作るおぼろ昆布の味見をし、川のほとりで鮎漁や酒蔵を訪れ、越前打刃物の工房では刃物職人の仕事を見学。
「青魚は好きですが、へしこのように熟成した発酵食品に出合ったのは初めてです。また塩ウニも新しい発見でした。塩だけでこれほどウニを熟成させることができるとは驚きです。福井は冬は積雪量が多い地域だと聞きました。発酵食品は長い冬を過ごすための生活の知恵ですね。ジビエ狩猟者の話では、夏と冬では獲れる獣が全く違うそうです。この土地では料理も季節を色濃く映したものになることが想像できます」
デュカスの弟子は世界各地で活躍しているが、福井のフレンチレストラン「ル・ジャルダン」では、東京のパレスホテルにある「エステール」でデュカスの薫陶を受けた堀内亮シェフが働いている。「私の料理は土地の素材を生かすことを信条としていますが、堀内シェフはこのフィロソフィーを福井で見事に実践しています。まだオープンして間もないレストランですが、ここが福井のガストロノミーの旅先になることを願っています」
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名車・DSとの思い出
美食の国、フランスでは車に乗って田舎のレストランへ出かける旅が人々の日常に根付いている。
「私も車で旅することが大好きです。今回DSという思い出深いフランス車で日本の田舎を周ることができたのは本当に楽しかった」
1955年、パリで誕生したDSはアヴァンギャルドなデザインとフランス流のラグジュアリーを融合させた革新的な車としてセンセーションを巻き起こした。当時最先端であった革新的なテクノロジーは現在まで受け継がれ、大統領専用車に度々指名されるなどフランスを代表するブランドとして知られている。
「私が幼い頃、両親が乗っていたのがDSパラスというモデルです。幼いながらにもシックで素晴らしいテクノロジーが搭載された車だと感じていました。私の故郷はフランス南西部のランド地方ですが、この地域でほかにDSを見かけたことがなく、一線を画していた印象です。エンジンをかけてしばらくすると、油圧動力のサスペンションによって車体が少しだけ浮かび上がるのもワクワクしました」
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フランス流、感性が満たされる旅とは?
50年の歳月を経てもなお、DSには前衛的な精神とサヴォアフェール(匠の技)を感じるとデュカスは言う。
「テクノロジーは進化しているが、それをあからさまに感じさせない。コンテンポラリーでありながら柔らかくて温かみのある乗り心地は、フランスらしいラグジュアリーだと思います。やりすぎることなく、かといって物足りなさも感じさせない。消費者の期待にちょうどいいバランスで合わせることが、車にも料理にも共通しているのではないでしょうか」
「近年消費者の目はどんどん厳しくなっていて、より豊かな経験を求めています。それに応えるのは大事ですが、行きすぎるのも良くない。DSの乗り心地には、ちょうどいいハーモニーを感じます。エレガントな内装からは職人が長年培ったノウハウが伝わってきますね」
料理に対する飽くなき情熱を抱き続けてきたデュカスにとって旅とはどんな意味を持つのだろうか。
「旅とはすなわち発見することです。私は高い好奇心を満たすために旅をしていますが、なかなか満たされることがないので、ずっと旅を続けています。美しい場所を発見し、食べたことのないものを食べ、出会ったことのない人に会いに行くのが旅の目的です。今回福井を訪ねるまで、海人さんは真珠を採る人だと思っていたのですが、アワビや海藻を採る過酷な仕事だということを知りました」
「一方で、伝統的な手法を守りながら現代に合わせた包丁を作る職人も健在だった。フランスでも包丁職人はどんどんいなくなっているので、彼らに会えたことは学びであり、喜びでした」
どこに行くにも休息するためだけの旅はしないとデュカスは続ける。
「人生は短いので、学びながら旅を続け、それが自分の仕事の糧になればこんなに嬉しいことはない。鮎の苦味は食べてみなければ分からない。私にはまだまだ知らないこと、体験したことのないことがたくさんあります。それを知りたいと思うことが、生きる原動力なのです」
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text: Junko Kubodera photography: Masaya Abe




