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今年の冬は、編み物を始めてみる？ センスのいい海外毛糸ブランド3選。
Lifestyle 2025.12.02
冬の手仕事に挑戦したくなる季節。スマホから少し離れて、手を動かす時間に癒される──編み物は、そんなデジタルデトックスな過ごし方にもぴったり。今年は、編み物やカギ編みを始める人も急増中。
編み物がカルチャーとして根づく北欧やヨーロッパには、色のセンスや糸の質感で選ばれる、おしゃれな毛糸ブランドが豊富。今回は、編み物を始めたい初心者から、素材やカラーにこだわりたい経験者まで、それぞれのスタイルに応える3つの海外ブランドを紹介。
「WOOL AND THE GANG」
ポップな色と太糸で魅せる、ファッション発想のニットブランド
@woolandthegang
太糸の存在感で、手編みやカギ編みを都市的なシルエットへ変換するロンドン発のクラフトブランド、ウール・アンド・ザ・ギャング。アイコンのチャンキーウールは、初心者でも扱いやすい太さで、短時間で完成するのもうれしい。
カラーは、鮮やかなカラーとニュートラルカラーの両方が揃う幅広い構成。チャンキーウールが映える、原色系に加え、ミント、サンド、パステルなどの柔らかい色が揃う。
短時間で形になるスピード感と、色の選びやすさが魅力の初心者も始めやすいブランド。
好きな色を何色も編みたい！シュシュ
@woolandthegang
首元のポイントになる、ショートマフラー
@woolandthegang
色合わせがかわいい、ボーダーのモヘアカーディガン
@woolandthegang
We Are Knitters（WAK）
パステルカラーとキットで始める、感度の高いニット入門
@weareknitters
針・糸・編み図がセットになったキット文化を広めた、スペイン・マドリード発のDIYブランド、ウィー・アー・ニッターズ。
太糸のまっすぐなテクスチャーは扱いやすく、初心者の手編みやカギ編みに向く素材を採用。色展開は、太糸に合わせたくっきりしたベーシックカラーが中心で、鮮やかなブルーやピンクなどカラフルなライン、マルチカラーのバリエーションも豊富。ミニマルな完成形が想像しやすいデザインで、「一晩で形になるニット」の提案が得意なブランド。
マルチカラーの毛糸で編んだニット帽
@weareknitters
スノーフレーク風のカギ編みコースター
@createdbycarolien
ミントグリーンのざっくりカーディガン
＠_madebytheriver_
We Are Knitters スターターキット
＠mrsronaldstigall
Knitting for Olive
細糸を重ねて色をつくる、北欧の代表的ブランド
@knittingforolive
北欧のミニマルな空気を体現するデンマーク発の細糸ブランド、ニッティング・フォー・オリーブ。細い糸同士を重ねて、ニュアンスカラーを生み出す「2本どりのレイヤー編み」がブランドの核。淡いくすみカラー、霧のような発色、軽やかな質感が、細糸の棒針編みはもちろん、繊細なカギ編みにもフィットする。
細糸ながら技法はシンプルで、引きそろえで太さを調整できるため、初心者でも取り組みやすい。色の重なりだけでニュアンスが生まれるため、テクニックが少なくても美しい仕上がりになる。
ブラウンのニュアンスカラーのくま耳付きニット帽
@knittingforolive
リボン付き子供用ニットワンピース
@knittingforolive
フラワーモチーフのレトロなセーター
@knittingforolive
どのブランドも、日本国内のオンラインショップや一部手芸店で取り扱いがある。まずは気になったブランドの毛糸で、編み物を始めてみては？
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text: madame FIGARO japon photography: shutterstock
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