近未来的都市型ベーカリー「グリーンサム」に注目!
Gourmet 2019.05.20
趣向を凝らした、おいしいパンが、どこの街でも食べられると言っても過言ではないベーカリー激戦都市・東京に、またひとつ、長くつきあっていきたいベーカリーが誕生した。
入り口正面の麦畑など、緑に囲まれたエントランスが目印。
”ビーントゥバー”のコンセプトで人気のチョコレート専門店「green bean to bar CHOCOLATE」がプロデュースし、代々木八幡の人気ベーカリー「365日」が監修する、渋谷・桜丘町の「GREEN THUMB(グリーンサム)」は、これまでにない新しい手法・形を取り入れた、近未来的都市型ベーカリー。そのヒントは、自然界の驚くべき仕組みから。お店の前には象徴的な麦畑を作り、自然に寄り添いながら、この時代の自分たちに合う形で、渋谷区桜丘町で植物や野菜を育てる。そして、パン自体の豊かな味わいはもちろん、これからの時代を健やかに生きるヒントにもなる “心が揺り動かされる”体験も提供すべく、芸術に触れて感じる心・感性を育てていきたいと、触れる人も作る人も育てる、陶芸や器が中心のギャラリーの役割も果たしていく予定だ。
「グリーンサム」のパンは、ベーシックな食パンから、おかずの一品になるような、食卓を華やかに彩るものまで種類豊富に揃い、約60種類のパンが、入れ替わり店頭に並ぶ。東京に暮らすひとのライフスタイルに合わせて提案されるこれらのパン、ぜひお気に入りの味を見つけてほしい。
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静謐でモダンなギャラリーを連想させる店内。ショーケースにはおいしそうなパンがずらりと。
左から:チーズポテト¥313、ノワレザン¥280、ブラックサム¥280、サム¥259
texte : NATSUKO KADOKURA