ミュージシャン・蓮沼執太が愛する「作り手の温かさが伝わるひと皿」とは?
Gourmet 2022.02.02
おしゃれに敏感な人は、グルメにも敏感だ。そんな人たちの、いまお気に入りのお店の料理とは?6人それぞれのベストレストランを披露。
蓮沼執太
音楽家
@shuta_hasunuma
“作り手の温かさが伝わるひと皿”
1.「月替わりおまかせコース」
○みもっと
![bestgourmet-033.jpg](https://madamefigaro.jp/upload-files/bestgourmet-033.jpg)
食通の友だちに連れて行ってもらって知ったお店です。「ロンドンにあるイーサンが食べられるレストラン、Kiln(キルン)のようなお店だよ」と教えてくれたのですが、そこを上回るくらい自分にフィットするお店でした。 タイ料理を日本の土地だからこその食材でいただけるのも大好きな理由のひとつです。¥13,200
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2.「ウフマヨネーズ ディルのポテトサラダ」
○バー ヴェルク
![bestgourmet-031.jpg](https://madamefigaro.jp/upload-files/bestgourmet-031.jpg)
まずは自分の好きなお酒を頼んでから始まる料理に興奮。あくまでお酒をベースにして、いい感じのボリューム感でごはんをいただける場所です。カウンターで、手書きのメニューから好みのひと皿をオーダーしてみてください。僕は「ウフマヨネーズ」をオーダーしがちです。時期によって内容が変わります。¥880
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3.「ノンベジプレート 野菜のクートゥとチキンカレー」
○インディアン キャンティーン アミ
![bestgourmet-035.jpg](https://madamefigaro.jp/upload-files/bestgourmet-035.jpg)
店長の伊藤恵美さんに直接言ったことはないけれど、お店がオープンした直後に行って、おいしく料理をいただいて感動しました。とにかく素敵な内装の店内で、カウンター越しに忙しそうに料理を振る舞う恵美さんの姿を見ながら、店名「AMI」の意味を尋ねたりしました(本人は覚えていないだろうけどw)。¥1,500
Indian Canteen AMI
東京都世田谷区弦巻2-8-15
tel:非公開
営)12:00〜15:00L.O.(イートイン)15:00〜夕暮れまで(テイクアウト)
休)水、木 ※ほかに不定休あり
@amicurry
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4.「タコス」
○タコスショップ 池尻
![bestgourmet-034.jpg](https://madamefigaro.jp/upload-files/bestgourmet-034.jpg)
吉祥寺で通っていたタコスショップが池尻にできて通っています。定番がおいしいですが、その時々の旬な素材のタコスを食べられるのもうれしい。数は20種類ほどあって、訪れるたびに何にしようか悩みに悩みます。1階はタコススタンドなのでナチュールを一杯飲みに、気軽に立ち寄ったりしています。¥400〜
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5.「鶏 素揚げ」
○鳥からあげ うえ山
![bestgourmet-032.jpg](https://madamefigaro.jp/upload-files/bestgourmet-032.jpg)
蒲田駅と蓮沼駅(!)の間にあり、池上駅にあるスペース「Sando」という場所に友人アーティストが携わっていて、そこへ行った後にごはんが食べたくなると寄っているお店。蓮沼という駅名からも引き寄せられますし、 友だちと唐揚げとともに語り合う場所としておいしく時間を過ごしています。ムネとモモのセット¥1,600
Torikaraage Ueyama
東京都大田区西蒲田7-61-13
tel:090-3572-8700
営)17:00〜22:00
休)日、祝、木
http://hunch-label.com/habitat/14
音楽作品のリリースや、蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサートを行うほか、映画、演劇、ダンス、音楽プロデュース、アート活動など幅広く活躍。グルメな友人も多く、おいしいものにも敏感。作り手の人柄 や感性もみえる温かな料理をいただけるお店がお気に入り。
*「フィガロジャポン」2022年2月号より抜粋
photography: Mirei Sakaki (2,5)