長崎・対馬から最高級のどぐろが銀座に降臨!

Gourmet 2024.10.04

MAMI AIKO

関東圏に生まれ育った自分が大人になるまで食べたことがなかった、というより知らなかった魚、のどぐろ。山陰に旅行した際にその美味しさに開眼したものの、今でも食べる機会は年に数回もないかもしれません。

そんな憧れの存在、のどぐろの中でも別格と言われる希少かつ美味なブランド「紅瞳(べにひとみ)」をコース仕立てでいただけるとお店が銀座にあると聞き、馳せ参じてきました。

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対馬の漁港と直接交渉し、独自のルートで買い付けを行う「のどぐろ専門 銀座中俣 極(きわみ)」。この店の真骨頂を味わえるのが、「紅瞳」だけを使ったスペシャルなコース。主役となる「紅瞳」は500gを超える大きさに加え、エビやカニなどの甲殻類を食べて育つため身が赤いのが特徴。そんな美味しい餌の旨みをたっぷり含んだ味わいは察して知るべし。
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まずは薄造りと炙りから。自家製ポン酢か醤油でいただく薄造りは、口に入れた瞬間にとろける脂とすっきりとした後味のバランスが絶妙。炙りは、皮と身の間の旨味とねっとりとした食感がたまらない。同じく対馬産のお塩が添えられているので、さっぱりといただける。
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塩焼きはなんと半身で供されるという大盤振る舞い。パリッパリの皮までも絶品。〆の土鍋ご飯は丸々1尾を出汁で炊き上げたもので、これだけで何杯もいけるほど。おにぎりで別売りしてほしい!

のどぐろ専門 銀座中俣 極
東京都中央区銀座6-3-12 数寄屋ビル 1F
03-6263-9035
開)17:00〜23:00(L.O.22:00)
休)日・祝
「紅瞳」のみを使用したコースは20,000円、24,000円、28,000円。その他のコースもある。

コントリビューティングエディター。好きなものは、キンキンに冷えた泡の出る飲み物。苦手なものは、予測不可能なタイミングで跳ねる生き物。

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