仁王門通りの穴場的名店!自然派ワインを楽しむ「エプロン」へ。【フィガロ京都グルメ】

Gourmet 2025.07.30

Éperon
エプロン

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鴨川から少し東に位置する仁王門通り沿い、築100年以上の一軒家はもと靴屋だったとか。日が落ちる頃には窓の中から温かい光が漏れ、吸い込まれそうな引力を放つ。

お腹と心に明かりを灯す、12席だけの小さな家。

店名は、料理の際に身に着ける前掛けではなく、"拍車""動力のきっかけ"などを意味するフランス語。彼の地のカフェのように風通しが良くて、たわいのない会話とともにワインを楽しむことで明日への活力を得られるような店にしたいという思いが込められている。店主の松浦優喜は祇園のフレンチで8年間ソムリエを務めた後、2023年3月にナチュラルワインを専門とするこの店をオープン。

フードは軽くつまめる小皿料理が¥400からあり、一方で食べごたえのある肉料理の選択肢も。ドリンクはビールさえもない潔さだが、その代わりワインはソムリエ時代から築き上げた幅広いネットワークを生かし、ほかではあまり飲めない穴場的な銘柄も揃える。

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ワインはフランスが8割、その他はイタリアやオーストリア、ドイツなど。グラス¥1,100~¥1,800、ボトル¥6,600~
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「フランス産シポラタのソテー」¥1,000。豚粗挽き肉の生ソーセージをタイムとともにパリッと焼き上げ、キタアカリのローストとスパゲティサラダを添えて。古樹のガメイから造られた赤とともに。

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今後が楽しみな、若い造り手による快心の2本。左から、ドイツ・モーゼル地方のリースリングの白「ラシーヌ・レベル/ローゼンベルグ 2020」¥12,000、ヴィオニエとガメイをブレンドしたフランス・オーベルニュ地方の白「ムーラン・ド・ラモー/ブラゼ 2023」¥10,000

Éperon|エプロン
京都府京都市左京区川端通孫橋町18-4
075-600-9200
営)15:00~22:00 L.O.
休)水、第1・第3火曜
Instagram @eperon_kyoto

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*「フィガロジャポン」2025年2月号より抜粋

photography: Yoshiki Okamoto editing: Mami Aiko

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