京都の町家でワインとおいしい料理を。【フィガロ京都グルメ】
Gourmet 2025.07.30
Moku
沐

京都の特権"町家呑み"を、選り抜きのワインで無二の記憶に。
料理担当の古村光平とソムリエールの森口さくらが阿吽の呼吸で切り盛りする沐。店名の由来は、ふたりの名前に木が入ることから。店のテーマカラーも緑で、壁のタイルからうつわ、おしぼりにいたるまでシックなグリーンの濃淡が彩る。京町家独特の細長い間取り、通称"うなぎの寝床"に横たわるのはブビンガの古木を使った一枚板のカウンター。奥にある調理場はわずか1畳ほどながら、その小さなスペースから多彩な料理が手際よく繰り出される。
和食をベースに異国の要素でひねりを入れた創作メニューは、居酒屋と割烹の中間といったところ。「肩肘張らずに寛ぎながら、ちょっといいワインとおいしい料理を楽しんでもらえたらうれしいです」(森口)


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森口が「個人的に大好き」と語るブランドと醸造家の、冬にぴったりな2本。左から、優良年にのみ造られる特別なシャンパーニュ「ボランジェ/ラ・グランダネ ブリュット 2012」¥30,000、ブルゴーニュ屈指の女性醸造家による珠玉のピノ・ノワール「ジスレーヌ・バルト/シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ レ・ボード 2011」¥24,000
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●掲載店の営業時間や定休日、掲載している料理は、変更になる可能性があります。特に年末年始の営業日・時間など、最新情報は各店舗にお問い合わせ、もしくはインスタグラム等を参照してください。
*「フィガロジャポン」2025年2月号より抜粋
photography: Yoshiki Okamoto editing: Mami Aiko