朝から深夜まで!編集者厳選、京都でワインホッピングしたい5店。【フィガロ京都グルメ】
Gourmet 2025.07.31
軽く一杯もよし、じっくり腰を据えて飲むもよし。美酒に誘われるままに京都の街を東へ西へ。モーニングから締めまで、ワイン尽くしの1日を!
[ 9:00 ]
Poli
ナチュラルワインで始める京都の朝。

大通りから一本入った住宅地の一軒家。まるで自宅に招かれたような空間で、早朝からナチュラルワインを嗜める。大阪のリストランテから地元京都のワインビストロを経て独立した店主。大原から届けられるみずみずしい野菜をちりばめた限定プレートと、軽やかな味を中心にセレクトするワインとのペアリングも朝時間にぴったりだ。イタリアの総菜からパスタ、スイーツまで通常メニューも愉しめる。


---fadeinpager---
[ 14:00 ]
Full House Kyoto
全国から厳選、注目の日本ワインを。

20代の頃、サンフランシスコで暮らすなかで日本の酒に興味を持つようになった店主。京都の人気居酒屋で研鑚を積んだ後、2024年夏にオープンさせた同店では、ワインもジャパンメイドにフォーカスする。国産に精通したワインショップの協力のもと、ブレイク前の実力派ワイナリーのアイテムを紹介。定番の味にサプライズを加えた創作料理も記憶に残る。場所は美術館や文化施設が集まる岡崎エリア。美術鑑賞とあわせて立ち寄りたい。


京都市左京区東大路二条下ル北門前町478-4
営)14:00~22:00最終入店(月、火、木、金)、11:30~21:00最終入店(土、日、祝)※日、祝は食材終わり次第閉店
休)水 ※ほか不定休あり
Instagram @fullhousekyoto
★google Map
---fadeinpager---
[ 15:00 ]
Palmera
各国を旅する気分で味わう。

なみなみと注がれるグラスワインを片手に、明るい時間からご近所さんが集う地域密着の酒場。現代美術家でもある店主が一時留学していたポルトガルのほか、アジアの料理をボーダーレスに一皿から気軽に体験できる。およそ40銘柄を揃えるボトルワインは、ヨーロッパを中心に料理の世界観とリンクするブドウ品種からセレクト。ポルトガルといえば、のヴィーニョ・ヴェルデも不定期で登場する。


京都市左京区下鴨貴船町48
075-741-7259
営)15:00~21:00最終入店
休)日、月 ※ほか不定休あり
カウンターのみ予約不可
Instagram @palmera_kyoto
★google Map
---fadeinpager---
[ 16:00 ]
Tram
路面電車を望む角打ちで一杯。

すぐそばを嵐電が走るユニークなロケーション。キョートヌードブルワリーの運営会社が手がけるネオ角打ち。「日本のクラフト酒」をテーマに掲げ、気に入った酒は購入もできる。ボトル以外にグラスで5、6種を展開するワインは、栃木のココ・ファームをはじめ、造り手の想いや個性が感じられる小規模ワイナリーが中心。1階は隙間時間にも立ち寄りやすいスタンディング。京食材を使った一品も小ポーションで、おひとりさまも入りやすい。


京都市中京区壬生西土居ノ内町20-1
075-874-5581
営)16:00~23:00最終入店(月~水、金)、13:00~23:00最終入店(土、日、祝)
休)木
1Fのみ予約不可
Instagram @tram_kyoto
★google Map
---fadeinpager---
[ 18:00 ]
Fleur Parf Kyoto
1日を美しく締めくくる洗練のブルゴーニュ。

10年以上にわたりブルゴーニュを専門に取り揃えてきた同名ワインバーが福岡から京都に移転。ブルゴーニュに魅了され、その魅力を「旨味のようなニュアンスといい、日本人の琴線に触れる味わい」と表現する湯川雅樹マスターがカウンターに立つ。この素晴らしさを多くの人と共有したいという想いから、すべてグラスワインで提供。京町家の奥に佇む蔵をリノベした隠れ家で、エレガントで染みるようなワインの余韻に浸って。


京都市下京区新町通四条下ル四条町368
090-9403-5137
営)18:00~23:30 L.O.
休)不定休
Instagram @fleur_parf
★google Map
●掲載している料理や商品の価格は、標準税率10%の消費税を含んだ価格です。取材時から価格が変わる可能性があります。
●店によって、別途サービス料等がかかる場合があります。
●掲載店の営業時間や定休日、掲載している料理は、変更になる可能性があります。特に年末年始の営業日・時間など、最新情報は各店舗にお問い合わせ、もしくはインスタグラム等を参照してください。
*「フィガロジャポン」2025年2月号より抜粋
【合わせて読みたい】
京都でワインを飲むなら......ワインバーの新名店3選!
photography: Sadaho Naito(Bon Photo Service) text: Shiho Yoshida