【フィガロジャポン35周年企画】 旅する気分でアフタヌーンティーを。ラデュレ×フィガロジャポンのお茶会をレポート。
Gourmet 2025.08.15
フィガロジャポンの創刊35周年を記念し、タッグを組んだのはフランスを代表する老舗パティスリー、ラデュレ。フィガロジャポンとラデュレの特別なコラボアフタヌーンティーが完成し、そのお披露目会をラデュレ 日比谷店で開催した。


アフタヌーンティーのテーマは「フランスへの旅」。フィガロジャポンでは1990年の創刊当時からパリはもちろん、ノルマンディやプロヴァンス、小さな村々を特集、さまざまなフランスの地方に読者をいざなってきた。
アフタヌーンティーのメニューは、リヨンなどフランス東部を中心に愛されるパテ・アン・クルートや南仏料理、ファルシーをズッキーニでアレンジしたものなど、フランスの東西南北の郷土料理をベースにしたセイボリーと、パリでいま流行しているサントノレを、今回特別にミニサイズにしたものなど、見た目も味も大充実な内容。フィガロジャポンのこれまでの特集と重なるような、フランスへの旅を追体験できるのが今回のコラボアフタヌーンティーだ。

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このアフタヌーンティーをひと足早く体験するために22人のゲストが参加。フィガロジャポン編集長、森田聖美の「サンテ(乾杯)!」の声で夜のお茶会がスタートした。

お茶会では森田編集長と、ラデュレジャポンの広報を長らく務める関根千園氏のトークショーも実施。フィガロ創刊時の1990年代まで振り返り、森田編集長がパリへ出張に行った際(ラデュレが日本上陸前だったため)編集部へのお土産の定番がラデュレのマカロンで、寒い冬のパリで買いに走ったストーリーや、取材で何度もプロヴァンスなどフランスの地方を巡った話など、さまざまなヒストリーが紹介された。

なかでも関根氏による、2008年のラデュレ日本初上陸時の裏話はゲストも興味津々。日本上陸は単なるビジネスではなく、サロン・ド・テのオープンによってフランスのアールドゥヴィーヴルを紹介するという文化的ミッションがあり、家具や装飾の細部まで徹底的にこだわった背景や、いざ日本の店舗がオープンすると、パリのラデュレに通う長年のファンが訪れ、多くの反響があったことなど......。

最後にアフタヌーンティーのメニュー紹介や、トートバック&マカロンボックスのコラボアイテム紹介がされ、ゲストはお楽しみのティータイムへ。

参加したゲストの多くはフランスラバー。最近なかなか行けていないという参加者からは、このアフタヌーンティーで旅気分を味わえたという声も。
特別なコラボアフタヌーンティーは現在ラデュレ 日比谷店で展開中。9月30日までの期間限定なので早めにチェックを! フランスへの旅をぜひ味わって。
photography: Aya Kawachi