いま、レコードプレーヤーのアナログ感に癒やされて。
Interiors 2021.03.04
レコードは音質の個体差や劣化があるうえに、再生機器の組み合わせ次第で聴こえ方が異なる。そんななかから自分好みの音を探求するのがレコード鑑賞の醍醐味だ。「自宅で使うなら、カートリッジが付属していて、針先に余計な振動を与えないスピーカー非搭載のプレーヤーを」と、ビームス レコーズのディレクター、青野賢一さんは言う。自宅で過ごす時間が増えたいまだからこそ少し立ち止まって、アナログレコードで豊かな音楽体験をしてみたい。
老舗ならではのクラシックな1台。
DENON DP-500M
1.クラシックな木製キャビネットと、回転精度が高いハイトルクのダイレクトドライブ方式を採用。扱いは初心者でも難しくなく、老舗メーカー、デノンらしい質実剛健な作りで長く愛用できる。¥102,850/デノン・マランツ・ D&Mインポートオーディオお客様相談センター
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環境への配慮もうれしい入門機。
House of Marley STIR IT UP WIRELESS TURNTABLE
2.オーディオメーカーにしては珍しく、素材に竹やリサイクルシリコンなどを使い、エコロジカルなもの作りを行うハウス・オブ・マーリー。軽量ながらベルトドライブによる静かな回転方式で、振動対策もばっちり。気軽にアナログライフを楽しめそう。¥29,920/ビームス レコーズ
※使用時には、同梱されているウェイトとベルトを装着する必要あり。
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インテリアとしても優秀なデザイン。
TONE Factory TONE Turntable
3.ミニマルなデザインはウィーン発のブランド、トーンファクトリーならでは。ハイエンドブランド、プロジェクト・オーディオのエンジニアが設計に携わり、デンマークのオルトフォン製のカートリッジを採用するなど、音質面でも抜かりなし。¥70,170/バッカー・ファウンダー
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見た目にも音質にも妥協しない人へ。
Audio-Technica AT-LP7
4.1960〜70年代頃からの設計思想を受け継ぐオーディオテクニカの実力派。後々カートリッジを交換して好みの音に近付けるなど、踏み込んでレコードを楽しみたい、でも、シンプルな見た目は譲れない、という人に最適。 ¥98,868/オーディオテクニカ お客様相談窓口
※使用時には、同梱されているウェイトとベルトを装着する必要あり。
*「フィガロジャポン」2021年3月号より抜粋
photo : SATOSHI YAMAGUCHI, sélectionner : KENICHI AONO(BEAMS RECORDS)