ロイヤル コペンハーゲンに、水辺の生きものが出現!?
Interiors 2021.08.27
ロイヤル コペンハーゲンのホワイトフルーテッド ハーフレースの食器に、世界的なデザインデュオ、ガムフラテージが革新的でエレガントな遊び心を吹き込んだ。描かれたのは、水辺、浅瀬そして深海に棲む生きものたち。楽しげで美しい新作「ロイヤル クリーチャー」が、9月15日に登場。
「ロイヤル クリーチャー」オーバルディッシュ ヘリング(23.5×15cm)¥16,500(9/15直営店・EC先行発売、12月全国発売)
「ロイヤル クリーチャー」シリーズは、ロイヤル コペンハーゲンの核である絵柄に忠実に基づいていて、革新的でありつつも、ひと目でロイヤル コペンハーゲンとわかるデザイン。ブランドのトレードマークである3本の波に着想を得て、デンマークの人々にとって親しみ深い水辺や水面、水中に棲む白鳥やバッタ、フグといった生きものたちを表現。このデザインを手がけたガムフラテージは、デンマーク出身のスティーネ・ガムとイタリア出身のエンリコ・フラテージから成るデザインデュオで、ロイヤル コペンハーゲンとは数年にわたりコラボレーションを行う仲だ。
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「長い歴史の中で人類は多くの生きものをさまざまな手法で描いており、現在もなお、ということがなんだか興味深いですよね。石器時代に人々はすでに岩壁に動物を描いていて、それは自然を家の中にもたらすという意味がありました。私たちは、植物の自然な姿を写実的に描いた『フローラ ダニカ』(ロイヤル コペンハーゲン最高峰のシリーズ。デンマークの同名の植物図鑑に収められた植物の中から選ばれたモチーフを、熟練職人が実物に忠実に手描きする)のように、生きものたちをできるだけ科学的な手法できちんとスケッチし、シンプルで美しいロイヤル コペンハーゲンと融合させたいと思ったのです」と、エンリコ・フラテージは語る。
アトリエでの制作風景。生物学的に忠実に描いた上でデザインした絵柄を、プレートのどの位置に持ってくるかを熟考。
「私たちが最初に行ったことのひとつは、ロイヤル コペンハーゲンのクラシックな絵柄の数々を研究することでした。じっくり観察し、絵柄を少しいじって動かしたりしていると、魚のように見えたり、または目のように見えたりする瞬間がありました。それが絵柄に息が吹き込まれた瞬間で、それから私たちはロイヤル クリーチャーのシリーズに見られるさまざまないきものたちを創り出したのです」とスティーネ・ガム。
世界中ですでに長く愛されている、ロイヤル コペンハーゲンの既存シリーズや絵柄とも調和するシリーズとして、そして単独でギフトとして贈られても美しいものとしたい、というブランドの想いが叶えられた「ロイヤル クリーチャー」で、食卓でのコーディネートをぜひ楽しんでみて。
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「ロイヤル クリーチャー」ディーププレート フィッシュ(∅25×H4cm)¥19,800(9/15直営店・EC先行発売、12月全国発売)
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「ロイヤル クリーチャー」ディーププレート グラスホッパー(∅25×H4cm)¥19,800(9/15直営店・EC先行発売、12月全国発売)
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「ロイヤル クリーチャー」スタイルカップ スワン(260ml)¥16,500(9/15直営店・EC先行発売、12月全国発売)
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「ロイヤル クリーチャー」オーバルディッシュ クラブ(23.5×15cm)¥16,500(9/15直営店・EC先行発売、12月全国発売)
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ガムフラテージのふたり。デンマーク出身の建築家スティーネ・ガムとイタリア出身の建築家エンリコ・フラテージにより、2006年に設立されたデザインデュオ。ガムフラテージは、伝統へのリスペクトと革新的な要素を組み合わせ、発展させるデザイン手法に定評がある。エルメス、ポルトノーラ・フラウ、ヘイ、ミノッティなどの名だたるブランドとのコラボレーションでも知られ、数々の国際的なデザイン賞を獲得。
text: Natsuko Kadokura