陶芸家・小野哲平の作品展を、シボネで開催。

Interiors 2023.04.06

高知の山合に囲まれ作陶する、日本を代表する陶芸家・小野哲平の作品展『Energy Teppei Ono』をシボネ(表参道)にて開催。

230404_1_main-(2).jpgPhoto : Yusuke Nishibe

シボネでは8年ぶりとなる今回の作品展は、企画プロデュースを「うつわ祥見 KAMAKURA」の祥見知生が手がける。直径30cmを越える大皿をはじめ、薪窯焼成による飯碗、取り皿、カップなどのうつわはもちろん、壺やアートピースを含めた作品を発表する。

「自分のやらなきゃいけないことは、昔も今も何も変わってない。やることは自分の中で決まっていて、自分の仕事ができる限りで、どこまでそれに近づけていけるか」と語る小野の創作への姿勢は、8年前と何一つ変わっていなかったという。

心揺さぶるモノや、人生を変えるきっかけにすらなるようなヒトとの出会いは、社会を変えるための一太刀になるという考えはシボネの信念。小野哲平の作品は、まさにシボネが取り扱うモノに対するこうした想いに叶ったもの。いま、彼のような作り手を紹介することは、モノの力で、人々の足を止めることができるのか、振り向かせることができるのかという挑戦でもあり、シボネが向かう未来への声明であるのだ。

すべての人にとって開かれた生きる活力の源泉である小野哲平のうつわに会いに、ぜひ出かけてみて。

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小野哲平(おの・てっぺい):陶芸家。1958年愛媛県生まれ。鯉江良二の弟子を経て常滑にて独立。1984年よりタイ・ラオス・インドなどアジアの国々を旅する。1998年高知に移住。棚田が美しい高知の山合に住み、飯碗、皿、鉢、湯呑みなど、日々の暮らしの中で使われる土のうつわを作る。2010年、現代美術家の村上隆のカイカイキキギャラリーにて個展開催、以後、国内外、とくに中国、台湾では熱狂的な支持を集める。2022年、シボネ ブルックリンのオープニング個展開催。www.une-une.com Photo : Yusuke Abe

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薪 大鉢¥30,800〜 Photo : Yusuke Abe

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皿¥44,000など Photo : Yusuke Abe

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 Photo : Yusuke Abe

『Energy Teppei Ono』

期間:2023年4/7(金)〜4/23(日)*初日は18:00から開催。
会場:シボネ
東京都渋谷区院宮前5-10-1 GYRE B1F
tel: 03-6712-5301
営)11:00〜20:00

text: Natsuko Kadokura

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