【パリ】菜園にバーも!? ホテルにユニークなルーフトップが登場。

Travel 2019.06.18

古い建物が多く、ビルの屋上というスペースを持つことがとてつもなく贅沢なパリ。しかしここ数年、屋根を改装して、パリを一望できる最高の眺めと解放感を味わえるルーフトップを作るホテルが増えている。

サマータイムが始まり、日が少しずつ長くなってくると、パリジェンヌはテラス席や公園で日向ぼっこを楽しむ。ビタミンD不足の現代人にとって、太陽光は健康に不可欠。晴れた日にはテラス席がサングラス族であふれ、ヴァカンスシーズンは太陽を求めて南へまっしぐら。そんなパリジェンヌたちが次に注目するのが、秘密基地のようなルーフトップだ。

フィリップ・トスタルクが手がけた「ブラシュホテル」に今年新しくできたのは、ウッドデッキが敷かれ、鶏が飼われたハーブ菜園というルーフトップ。パリにいながらカントリーサイドの空気を味わうことができると、話題を集めている。エッフェル塔からサクレクール寺院まで、360度パリを一望できる。

190618-01.jpgphoto : Guillaume de Laubier

190618-02.jpgパリを一望しながら、田舎景色も味わえるユニークな空間。photo : Guillaume de Laubier

18時30分から24時までは、ルーフトップバーに変身。ピクニック仕様になったベジタリアン、グルマン、トラディッションという3つのコース(2名分、シャトー・ミニュティのロゼ1本付き65ユーロ〜)をオーダーできる。予約は不可だが、ホテルの宿泊客でなくても食事やカクテルを楽しめるのがうれしい。

190618-03.jpgパリの夜景を、おいしい食事とともに楽しみたい。photo : Yann Audic

Hôtel Brach Paris/ホテル・ブラシュ・パリ
1-7 rue Jean Richepin et 37-39 rue de la Pompe 75016
tel : +33- (0)1-44301000
営)18時30分〜23時L.O.
休)雨の日
https://brachparis.com

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また北マレにも、ルーフトップが自慢の新しいホテルが誕生したばかり。ホテル・ナショナル・デ・ザール・ゼ・メティエは、3区に位置し、ポンピドゥーセンター近くにあり立地も抜群。解放的で広々としたルーフトップには、白を基調としたソファ席が並ぶ。バーでカクテルをオーダーして、ゆっくり夏の夜を楽しむのにぴったりのアドレスだ。

190618-04.jpg本日のカクテル14ユーロ〜 photo : Jérôme Galland

190618-05.jpgソファ席がたくさんあり、リラックスできる。photo : Jérôme Galland

Hotêl National des Arts et Metiers/ホテル・ナショナル・デ・ザール・ゼ・メティエ
243 rue Saint Martin 75003 Paris
tel:+33-(0)1-80972280
営)17時~23時L.O.(月~金) 15時~23時L.O.(土、日)
休)雨の日
www.hotelnational.paris/

réalisation : MIHOKO NAKAMURA

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