滞在型から四ツ星まで、京都のいまを体感する4軒の新ホテル。

Travel 2021.07.02

京都はいま、ホテルの開業ラッシュ!  町家を改装した滞在型ホテルや、京都旅行を存分に満喫したいひとに向けたユニークなサービスを誇るホテル、観光を楽しむだけでなく、交流の場やワーケーションにも使えるホテルなど、それぞれが得意とする個性を発揮。今度の京都旅行は、旅のスタイルや目的に合わせて、新ホテルに滞在してみよう。

京町家を継承した滞在型ホテルで、京文化を愉しむ。

カンデオホテルズ京都烏丸六角

伝統的な京町家に長期滞在して、暮らすように京文化に親しんでみたいというひとにおすすめのこの滞在型ホテルは、京都の中心地、烏丸御池駅から徒歩3分という好立地も自慢。

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「応接の間」や中庭を擁するレセプション棟1階。江戸時代の文人画家、池大雅(いけの・たいが)の墨絵が描かれた襖など、和のおもてなしの心が感じられる空間。

ホテルはレセプション棟、客室棟、2つの棟で構成されていて、玄関口となるレセプション棟は京都市登録有形文化財である旧伴家(ばんけ)住宅(*)を改修し、ゲストが京町家の空間および文化価値を体験できるのが特長。文化財としての価値を継承しつつ、現代の価値観を融合させた形で設計しているので、快適な滞在を約束してくれる。共有スペースには、バーやライブラリーを設置し、隠れ家のような雰囲気の中で、ゆったりした時間を過ごすことができるのも魅力。また、一 日の疲れを癒やしてくれる大浴場は心地いい風が吹き抜け、外気を感じることができる外湯になっているので、旅ならではの非日常をここでも味わえる。

*…居住棟と店舗棟が南北につながる明治期に建てられた京町家。厨子二階(つしにかい)造りとなっている。近世後期に完成し、明治後期まで一般的に建築された様式で、中二階ともいう。

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客室棟は最新のスペックを配備し、快適な滞在を叶えてくれる。画像はエグゼクティブキングルーム。

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大浴場には心地いい風が吹き抜ける。女湯にはミストサウナを完備。男湯はドライサウナと水風呂を設置。

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建物本来の梁などを残した畳敷のライブラリー。ここで京都にまつわる本を読んで過ごしたり、ちょっとノスタルジックな気分で旅の絵葉書を書いてみるのもよさそう。

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朝食付きプランでは、全3種類が日替わりで登場。京都の旬の味覚が詰まった京のおばんざい朝御膳を味わって、一日の始まりにエネルギーをチャージ。

カンデオホテルズ京都烏丸六角
Candeo Hotels Kyoto Karasuma Rokkaku


京都府京都市中京区六角通烏丸西入骨屋町149
tel : 075-366-2377
106室
エグゼクティブキングルーム¥8,000〜
チェックイン15時   チェックアウト11時
www.candeohotels.com/ja/kyoto-rokkaku

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旅ガイドには載っていない、自分だけの京都を探す。

ヒヨリ チャプター京都トリビュートポートフォリオホテル

コンセプトは「ようこそ、京都という物語へ。」。京都はもう何度も旅しているけれど、穴場的なスポットなど、まだ見ぬ京都を楽しみ尽くしたいなら迷わずここへ。

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京都をよく知るチャプターガイドが提案する旅のデスクと、京都を知り尽くした人々の旅の記録が記された「手のひら一筆箋」が集まる「チャプター ファクトリー」で、京都旅の情報収集や計画を立てて。

体験スペース「CHAPTER FACTORY(チャプター ファクトリー)」では、京都を知り尽くした旅のコンシェルジュ”チャプターガイド”が、ゲストひとりひとりの旅をデザインし、これまでに出会ったことのない新しい京都旅を提案。また、ここではお寺の和尚からホテルの支配人などを含むさまざまな旅人の物語がしたためられた記録「手のひら一筆箋」が集まり、ガイドブックには載っていない情報や誰かの旅の記憶に触れられるのだ。さらに、自身の旅物語を一筆箋に綴ることで、その体験を残すことができるというのもユニーク。

京都市役所駅徒歩4分、京都御所にもほど近く、観光やショッピングにも便利な立地。歩き疲れたらホテルに戻って、パティシエ松岡誠也のスイーツが味わえる「松也-MATSUNARI-」で、いままで味わったことのないような「松也の鯛焼き」「蕨餅」「あんぱん」などを楽しみながらティータイムを。これも忘れられない京都体験になるはず。

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和洋折衷モダンを感じさせる「チャプタースイート」のリビングルーム。

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パティシエの松岡誠也によるスイーツもこのホテルでのマストトライ。「松也の鯛焼き」は、京都産ゆうき大納言と白あんを忍ばせたマドレーヌ生地をふっくらしっとりと焼き上げたもの。表面のチョコレートは単一品種を低温焙煎したフルーティな香りが引き立つカカオを使用。¥390

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ゆったりと寛げる「松也」で過ごすティータイムもまた格別。

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この地に湧き出る清らかな地下水を使った大浴場「HIYORI NO YU」。御影石風呂のほか、石庭に囲まれた半露天風呂も完備。アメニティは、日本生まれのナチュラルスキンケアブランド、OSAJI(オサジ)を採用。日によって、菖蒲やヒノキのボールを浮かべた変わり湯を提供することも。

ヒヨリ チャプター京都トリビュートポートフォリオホテル
HIYORI Chapter Kyoto Tribute Portfolio Hotel


京都府京都市中京区河原町通二条上る清水町341番地
 tel : 075-221-3220
203室
HIYORI モデレートダブル¥16,000~、 HIYORI スーペリアツイン¥18,000~、チャプタースイート¥40,000~など。
チェックイン15時   チェックアウト12時
https://kyoto.hiyori-chapter.jp

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アクティブ旅にぴったりな、遊び心が満載。

モクシー京都二条

マリオットの「モクシー」から、京都初となるホテルが7月1日に開業。デザインテーマは”京都モノガタリ”。エントランス横の壁には、上空から見た二条城、英訳した百人一首をモチーフとしたライブラリーの壁面、レコード盤を使った枯山水の箱庭が組み込まれたソファエリアの大テーブルなど、ホテルのいたるところに、京都の物語をモチーフとした現代的でユーモアを感じさせるデザインがあふれている。

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千本通りと姉小路通りの角に建つモクシー京都二条は、アクセスのよさも抜群。ピンクのネオンサインが目印だ。

遊び心を感じさせるのはデザインのみならず、ロビーエリアではDJイベントやカルチャークラスなど、気軽に参加できるイベントも開催予定。元離宮二条城や京都御所が徒歩圏内のほか、京都府北部、大阪、滋賀、奈良へのアクセスも便利なうえ、24時間オープンのロビーバー「モクシー・ピックアップ」も備えているので、早朝から深夜まで遊び倒すのに最適な場所だ。

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24時間営業なので、いつでも待ち合わせやハングアウトにぴったりなバーカウンター「モクシー・ピックアップ」。レストランエリアでは、ワッフルまたはお粥セットから選べる朝食(¥1,500)や、オリジナルレシピのパスタやサラダなどのランチメニューもいただける。

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「うめ」「さくら」「もみじ」の3カテゴリーから選べる客室。さりげなく遊び心を取り入れつつも、機能的で落ち着きのあるデザイン。ホテル内にはコインランドリーやアイロンルームも備えているので、中長期滞在にも便利。

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地階にあるスタジオのテーブルは卓球台。ここでは少人数でのオフサイトミーティングなど、目的に合わせたカスタムメイドのミーティングプランを提供してくれるので、ワーケーションにも使えそう。刺激的な空間で、いいアイデアが出るかも?

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ライブラリーエリアもポップで楽しげ。

モクシー京都二条
Moxy Kyoto Nijo


京都府京都市中京区西ノ京南聖町12
tel : 075-801-2200
158室
うめクイーン¥12,000~、さくらツイン¥13,000~、もみじクイーン¥14,000~など。
チェックイン15時、チェックアウト12時
www.marriott.co.jp/hotels/travel/ukyox-moxy-kyoto-nijo/

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居心地抜群のラウンジを、旅と出合いの拠点に。

ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条

世界文化遺産・二条城近辺は、続々と新ホテルが誕生している、まさに京都の現在進行形が感じられるエリア。そこに誕生した、京都では初進出となる「キャンバス」ラインの売りは、フレンドリーなスタッフと、「FUN(楽しむ)」「LOCAL(地元に根差す)」「CONNECT(つながる)」の哲学を体現する「キャンバス」ラウンジ。宿泊客のみならず、誰もが気負わず寛げる空間を演出するために、ワークショップなどのイベント開催のほか、スタッフも一律規定の制服は着用せず、最適なカジュアルスタイルで接客を行っている。

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京都の「過去」と「未来」を表現したラウンジ。宿泊客は無料でコーヒーなどをいただけるほか、朝食やバータイムのドリンクも有料で楽しめる。

客室は旅のスタイルに合わせて、さまざまなタイプを用意。快適なデザインに、ノスタルジックな空気感を纏いつつ、モダンさも兼ね備えているので、ワーケーションなどの長期滞在にも最適。バスタブに加えて洗い場のある浴室を備えた部屋もあるけど、スタイリッシュな大浴場も朝の時間と午後から深夜まで利用できるので、思い立ったら気軽にリフレッシュできるのもうれしい。

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スタンダードツインルームの客室。歯ブラシとタオルなど最低限のアイテム以外は、環境への影響を考慮して、必要なものをフロント前から選べる「キャンバス ピックアップ」方式を採用。ホテル内にはコインランドリーも設置しているほか、レンタルアイテムルームでは、ヘアアイロンやズボンプレッサーなども借りられる。

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ラウンジには卓球台も設置。息抜きにプレイしてみては?

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大葉やニンジンなどの野菜、酒粕や黒豆きなこなど、さまざまな和の食材をサワーに仕上げたドリンクをラウンジで提供。ノンアルコールでも作れるので、誰でも京都らしいドリンクを体験できる。「京(みやこ)サワー」アルコール入り¥600、ノンアルコール¥500

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朝食には、横浜ロイヤルパークホテル総料理長監修のサラダやスープに、京都で人気のベーカリー「進々堂」の食パンを合わせた「キャンバス プレート」(¥1,500)を。

ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条
The Royal Park Canvas Kyoto Nijo


京都府京都市中京区西ノ京職司町22-7
tel : 075-811-1112
180室
コンフォートダブル¥4,380~(1名あたり)、スタンダード ツイン¥4,930~(1名あたり)、モデレート ダブル¥5,480~(1名あたり)、コーナーデラックス ツイン¥14,390~(1名あたり)など。
チェックイン15時、チェックアウト11時
www.the-royalpark.jp/canvas/kyotonijo

text: Natsuko Kadokura

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