大人にも刺激的! 子どもと遊ぶ都心のミュージアム3選。

Travel 2021.07.21

遠出する機会は減ってしまったけれど、せっかくの夏休み、家では経験できないことを親子で楽しみたい。そこで、エンターテイメント性の高い、話題の最新ミュージアムをピックアップ。非日常を味わえる旬のスポットには新しい発見があって、子どもはもちろん、大人だってきっと遊び心を刺激されるはず。

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#01. 図鑑の世界へ! 新感覚の体験型デジタルミュージアム。
ずかんミュージアム銀座

図鑑の中の生き物たちに出会い、その息吹を感じ、あらたな生き物との出会いに歩みを進める……そんな漫画や映画のような世界に没入できるエンターテインメントが、銀座の街に誕生。累計発行部数約1100万部を超える『小学館の図鑑NEOシリーズ』から、ヘラジカやアマゾンカワイルカ、シアマンなどの生き物がデジタルで再現され、インタラクティブに変化する世界で、リアルな生態系の“自然”を体感。家でページをめくるのではなく、自然環境を旅するかのように“巡る”ことで、子どもは楽しみながら学べ、大人の知的好奇心もかきたてられる。初日3日間で約3000人の来場者数を記録し、週末の日中は混み合う予想。夕方以降や平日が狙いめ。

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ディープフォレスト、アンダーウォーター、ワイルドフィールドほか5つのエリアゾーンで構成。生き物の行動や動きも実にリアルで、近づき過ぎると警戒して逃げてしまうことも。

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入場時に渡される「記録の石」は、生き物を検知したり、記録できるナビゲーターアイテム。目を凝らし、耳をそばだて、肌感覚を研ぎ澄まして、冒険感覚で生き物について学ぶことができる。

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夜行性の生き物は夜にならないと観察することができず、昼行性の生き物は昼に姿を現すため、同じスクリーンでも時間帯によって観察できる生き物が異なる。24時間という時間の経過や天候など環境変化が、実際よりも早い流れで表現している。

ずかんミュージアム銀座
https://zukan-museum.com

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#02. 360度蘭の花に包まれ、姿を変える苔庭の幻想に酔う。
チームラボプラネッツ TOKYO DMM(豊洲)「ガーデンエリア」

水に入るミュージアムとして3周年を迎えた、チームラボプラネッツ TOKYO DMM(豊洲)は、チームラボによる体験型アートが楽しめる新世代ミュージアム。デジタル技術を駆使して作り上げた既存7作品に、7月にふたつの新たな作品が加わった。1万3000株以上の蘭の花や本物の苔を使った庭園は、自然とデジタルが融合した新しいアート空間。鑑賞者が近づくことによって姿を変えるため、自分と庭園が一体化したかのような感覚に。香りの変化による嗅覚へのアプローチも新鮮だ。苔むす日本庭園では、日中と日没後では違う顔を見せるしかけも。五感で感じるアート体験のおもしろさをぜひ味わってほしい。

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蘭の花で埋め尽くされた庭園は、近づくと花が浮遊し始め、空間が生まれる。上下360度蘭の世界は圧巻! 現在、世界で一株しか存在しない、チームラボオリジナルの青いコチョウランが世界初公開中。

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苔むす日本庭園に岩を模した銀色の卵形オブジェが広がるインスタレーション。日没後は卵が光を放ち、実際に触れることで色が変化し伝播していくインタラクティブな作品。

チームラボプラネッツ TOKYO DMM(豊洲)
https://planets.teamlab.art/tokyo/jp

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#03. 奇跡の化石、トリケラトプス「レイン」が日本初上陸!
パシフィコ横浜「DinoScience 恐竜科学博 〜ララミディア大陸の恐竜物語〜」

白亜紀後期(約1億年~6600万年前)に存在した失われた大陸、ララミディアを舞台に、ヒューストン自然科学博物館でのみ展示され、門外不出とされていたトリケラトプス「レイン」の実物全身骨格や、脳腫瘍、無数のケガや骨折した痕跡が残っているゴルゴサウルスの化石など、レアな化石が多数登場! 「親とはぐれた幼いトリケラトプス」というストーリー仕立てで展示する約20体の骨格標本や、恐竜たちが生きる世界を大型CG映像に没入して体験できるシアターも必見。恐竜がいた時代にタイムスリップしたかのような臨場感ある体験は、大人もワクワクさせられるはず。パシフィコ横浜にて9月12日(日)まで開催中。

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日本初上陸の「レイン」は、全長7メートル×高さ3メートルのほぼ完全な全身の骨格が、大型皮膚痕とともに発掘された大変貴重なもの。いまにも動き出しそう!※ヒューストン自然科学博物館所蔵

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話題の恐竜くんが監修したCG映像は、床からの振動や風、臨場感あふれる音響の効果もあり、恐竜たちの息遣いや緊迫したやりとりまで目撃したような錯覚を覚えるほどの興奮を味わえる。

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ワークショップも充実。恐竜時代を生きていた生物の天然化石を発掘する「トレジャーハンター!化石発掘体験」や、エアプランツを使って恐竜の世界を閉じ込めたようなインテリアグッズをつくる「恐竜グラスガーデン」など、子どもも大人も楽しめるプログラムが揃う。

DinoScience 恐竜科学博〜ララミディア大陸の恐竜物語〜
https://dino-science.com

editing & text: Ai Kano

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