ザ・コンランショップがデザイン監修したプチホテルが、三重県にオープン!

Travel 2024.08.23

ザ・コンランショップ・ジャパンがデザイン監修した初のホテル「HACIENDA VISON(ハシェンダ ヴィソン)」が、三重県多気町にある商業施設「VISON(ヴィソン)」内にオープン。

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ホテル名の「ハシェンダ」は、スペイン語で荘園の主の館を意味する言葉。緑に包まれた農園に建つ、独特の空気感をまとった邸宅を表現している。

伊勢神宮や熊野古道にもアクセスのよい三重県のほぼ真ん中に位置する多気町の、豊かな自然に囲まれた広大な敷地にあるヴィソンは、自然とともに生き・生かされていく、美しい循環を目指す場所。国内外の人気レストランやパティスリー、三重周辺の新鮮な海の幸・山の幸を集めたマルシェ、三重大学とロート製薬が共同研究によって開発した薬草を活用した温浴施設など、「癒・食・知」を軸としたさまざまな体験が楽しめると、すでに多くの旅行客を惹きつけている。

ハシェンダ ヴィソンは、そんなヴィソンの中でももっとも緑豊かな農園エリアにオープン。外装、内装ともに木や石といった自然素材をふんだんに取り入れた、洗練された中にも温もりが漂うホテルだ。客室は全部で6室という小さなホテルだが、1部屋ごとにコンセプトが異なるのが特徴。例えば、101号室「アビキュー」は、ジョージア・オキーフが永住の地と定めたニューメキシコの小さな村、アビキューにある邸がインスピレーション源。ミッドセンチュリーモダンをテーマに、ゆったりとしたラウンジチェアや専用の庭を備えている。そのほか、ピカソの出身地でもあるマラガをテーマに南欧の温暖で開放的な雰囲気とスペインのモダンデザインをミックスさせた102号室「マラガ」や、テレンス・コンラン卿をイメージし、彼のデザイン哲学「無駄なく、シンプルで、実用的」をベースに、彼が生前愛用したプロダクトを集めた204号室「テームズ」など、どの部屋も魅力にあふれている。

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ミッドセンチュリーモダンがデザインテーマの101号室「アビキュー」。

ハシェンダ ヴィソンは、インテリアやデザインに興味がある人にはもちろん、豊かな自然に囲まれた場所で非日常的な時間を過ごしたい人にもぴったり。いますぐ旅の計画を立ててみたくなる。

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ピカソの出身地マラガの名を冠する部屋102号室「マラガ」。ピカソも愛用した曲木のロッキングチェアをはじめ、スペイン人デザイナーやスペイン発のブランドの家具で揃えられている。

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イギリスを代表するデザイナー、テレンス・コンラン卿をイメージした204号室「テームズ」。棚のディスプレイやベッドのある壁面に飾られたアートは、テレンスの孫で、自身もデザイナー/アーティストとして活躍するフィリックス・コンランが手がけている。

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朝食は部屋でいただくスタイル。ヴィソン内にある農園レストラン「ノウニエール」と、「オルビーレストラン」の紺野真ヘッドシェフとのコラボレーションによる新鮮なオーガニック野菜を使ったメニューを楽しめる。

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中央に大きな暖炉が配されたロビー。
HACIENDA VISON
ハシェンダ ヴィソン
三重県多気郡多気町ヴィソン672番地1農園4
tel : 0598-67-0698
全6室
1泊1名¥49,000〜
http://www.hacienda-vison.jp

text: Natsuko Kadokura

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