みどりに包まれ人々が交流するまち「グラングリーン大阪」

Travel 2024.09.06

大坂・関西万博を来年に控え、大阪に新しいまち「グラングリーン大阪」が誕生する。西日本最大のターミナル駅である大阪駅の西側エリアに位置し、約45,000㎡もの広大な敷地に広がる都市公園・うめきた公園を中心に、オフィスビル、ホテル、商業施設、中核機能施設、分譲住宅が立ち並ぶ。9月6日(金)に一部先行まちびらきを迎え、同日から8日(日)にかけて先行まちびらき記念としてオープニングイベントが開催される。

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まちづくりのコンセプトはOsaka MIDORI LIFE~「みどり」と「イノベーション」の融合~。「まちでの出会いが、様々な価値を創造し、持続的にみんなと社会全体を良くしていく」ことを目指す。従来のように都市の中に公園を設けるのではなく、公園の中にまちをつくることで、ランドスケープを重視した新しい都市型空間が生まれる。広大なオープンスペースは、住民やワーカー、観光客にくつろぎの空間を提供するとともに、様々なイベントを通じて人々の交流を促す場となる。

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©Akira Ito.aifoto 

まちづくりプロジェクトの中核を担う施設JAM BASEは、「共創」をテーマに掲げるイノベーティブな場所だ。みどり溢れる空間の中で、学生や起業家をはじめ、大学・研究機関、スタートアップ、ベンチャーキャピタルなど、多様なプレイヤーが集い、連携し、新しいアイディアを形にしていく、産学官民の新たな事業創出拠点となる。

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また、世界中から観光客やビジネスパーソンを受け入れるため、3つのホテルが誕生する。先行まちびらきで開業となるのは、日本初進出となるヒルトンのライフスタイルブランド「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」だ。ホテルは北街区ノースタワーの10階から25階に入居。11階のロビーフロアには大阪のまちや文化からインスピレーションを受けたオールデイダイニングとルーフトップバーが、1階にはうめきた公園に面したカフェスペース「Bean There, UMEDA」が併設されている。2025年春の南館開業時には、「ホテル阪急グランレスパイア大阪」「ウォルドーフ・アストリア大阪」が順次開業予定だ。

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このほか北館にはユニークな店舗が続々とオープン。タリーズコーヒーと有隣堂のコラボレーション店舗「タリーズコーヒー グラングリーン大阪店」、ハンバーガー、麻婆麺、クラフトビールなど注目の3店舗を備えたフードホール「re:Dine(リダイン)大阪」、うめきた・大淀にある醸造所から造りたてのビールを提供するクラフトビール専門店「CRAFT BEER BASE leaf(クラフトビアベース リーフ)」など、様々なコンセプトを持つショップが出店する。

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さらに、世界に向けてカルチャーとイノベーションを発信する新しい文化施設「VS.(ヴイエス)」では、真鍋大度氏の新作個展『Continuum Resonance : 連続する共鳴』(9月6日〜10月14日)を皮切りに、『東京喰種EX』(12月)、『Takenaka Exhibition』(2025年2月)、『安藤忠雄建築展』(2025年3月)と魅力的な展覧会が予定されている。敷地内では世界の作家によるパブリックアートが設置されるほか、多彩なイベントが目白押し。新しいまちの熱気をいち早く体感できる、オープニングイベントに駆けつけて!

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問い合わせ先:
グラングリーン大阪
https://umekita.com/

Text:Junko Kubodera

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