ターキッシュ エアラインズだからこそ体験できる、快適な旅の秘密とは?
Travel 2024.12.01
130カ国という世界一の就航国数を誇るエアラインとして、特にヨーロッパに幅広いネットワークを持つターキッシュ エアラインズ。なんとイスタンブールを中心に342都市に就航しているから、世界の主要都市だけでなく、地方旅への選択肢としても心強い存在だ。日本路線は成田、羽田、関西の3空港からイスタンブールへ最大21便を運航している。イスタンブール経由でトゥールーズへ飛び、南フランスのオクシタニー地方にある小さな村カブルスピーヌを訪れた料理家の平野由希子さんも、ターキッシュ エアラインズを初体験。成田からイスタンブールまで約13時間、ビジネスクラスで過ごしたひと時を紹介する。
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快適なシートと空間
最新鋭機のボーイング787-9型機のビジネスクラスの座席は、極上の快適さが自慢。リクライニング機能とフットレスト機能、18インチのビデオ画面、読書灯、電源、収納ユニット、プライバシーエリアを確保する間仕切りなど、特別な機能や設備を完備。同じ並びの乗客を気にすることなく通路に出入りでき、プライベート空間を大切にしたゆとりあるシートだ。アクティブノイズキャンセルを備え、人間工学に基づいたデザインのデノン製ヘッドフォンは、長時間付けていても疲れにくい設計で、最新の映画など機内エンターテインメントや音楽を存分に楽しめる。機内Wi-Fiも快適に使えるため、自分の時間を思い思いに過ごすことも可能だ。食事や機内エンタメを楽しんだ後は、客室乗務員が座席にマットレスを敷き、フラットシートが193cmのベッドに変身。枕と毛布も用意され、ゆっくりと休むことができる。
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バラエティ豊かな機内食
航空業界のアカデミー賞とも称されるスカイトラック社の「ワールド・エアライン・アワード2024」にて、「ワールド・ベスト・ビジネスクラス・ケータリング賞」を受賞したターキッシュ エアラインズ。
成田線など、昼行の長距離線では、前菜がビュッフェのようなワゴンで提供される。この日はタコのサラダ、スモークサーモン、焼きアスパラガス、フムス(ひよこ豆のペースト)、ナスのゴマペースト和え、揚げナスの針柚子ソース添え、海老の天ぷら、シーザーサラダから好きなものを選ぶと、乗務員が皿に盛り付けてくれた。スープはマッシュルームスープ。
メインはローカルメニューの鮭の味噌焼き、野菜の銀杏ソースかけ、とうもろこし入りご飯、味噌汁、洋食の仔牛のテンダーロイン、赤ピーマンとブロッコリーのロースト、ピラフ、パスタのブルーチーズソースのニョッキ、カボチャとプチトマトのソテーから。写真は鮭の味噌焼き。甘辛い味噌味のタレをまとい、しっとりと焼かれていて、ワインにも合う。
デザートはバクラバなどトルコ菓子やアプリコットタルトなど、こちらもワゴンから選ぶことができる。ハーブティーやトルココーヒーなどドリンクも豊富。
ビジネスクラスでは客室乗務員の資格を持つシェフが搭乗し、オリジナリティあふれる「フライングシェフ」サービスでおもてなし。
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トルコのワインも楽しんで
離陸後はシャンパーニュやビール、ワインが振る舞われ、シャンパーニュとナッツで旅の始まりに乾杯。
約7000年の歴史を持つと言われ、世界有数のブドウ産地としても知られているトルコ。そんなトルコのワインも白と赤2種類ずつ、ワインリストにラインナップされている。シャンパーニュとスナックを楽しんだ後は食事とともにトルコワインの白と赤をいただくことに。前菜には柑橘系の香りとバランスのとれたフレッシュな白ワインをセレクト。メインの鮭の味噌焼きには香り豊かでコクのある赤ワインを合わせた。レストランにいるかのような雰囲気で、普段あまり飲む機会のないトルコのワインを体験できるのも、ターキッシュ エアラインズならでは。ちなみにウイスキーやポートワインなどの食後酒も揃っている。
機内での充実した時間や、イスタンブール滞在を満喫しつつ、ヨーロッパをはじめ、さらなる目的地に快適にアクセスできるターキッシュ エアラインズ。特別な旅を演出してくれるエアラインをぜひ体験してみて。
https://www.turkishairlines.com/ja-int
text: Yumiko Ono