【冬の沖縄旅 Vol.3】ようやく! 念願の晩餐、「胃袋」へ。

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モデル/フォトグラファーMIKI のフォトエッセイ「1枚から始まる旅と私のタカラモノ」。日々、自分へのご褒美と旅が人生のサプリメント。大切な旅の記憶とタカラモノをご紹介します。


みなさん、こんにちは。
今日はずっと行ってみたかった
「胃袋」の晩餐をシェア。
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沖縄を旅するたびに
胃袋へ行けるチャンスを伺っていたけど
滞在日が営業日と合わなかったり
予約が取れなかったりで
今回、念願叶って伺うことができました。

ひとり切り盛りをする
麻子さんがオーナシェフ。
エントランスからここは日本?! と
感じてしまうほど
緑が勢いよく茂っていて美しい佇まい。

木の扉を開け、中に入ると
天井が高く開放感のあるほの暗い空間。

各テーブルの上に蝋燭が灯り
カウンター前の大きな窓から見える庭のグリーンが
なんとも幻想的だ。
店内は料理のみ撮影可。
ここに来れた人だけが
目に焼き付けることのできる店内は
この旅でもお世話になった芭蕉の家の藤本健さんが
建築も手掛けてる。
やはり木のぬくもりと余白が美しい。

メニューはない。
お任せのコースで麻子さんが
丁寧に一皿一皿、説明してくれます。
この日は料理を堪能したくてノンアルコールをオーダー。
沖縄シトラス数種と生姜のソーダ割り。
フレッシュでさわやか~!
生姜もおいしくいただきました。

1皿目は焼き芋のスープ。
そのまま、ほんと、焼き芋の甘み。
素材のおいしさを100%感じる。
芋好きな私、ほっこり微笑んでしまった。

続いて前菜の盛り合わせ。
やんばる鶏とカシューナッツのピュレ。
人参とビーツ、ヨーグルトソースなどなど。
ひとつ、ひとつ滋味深く
五感で楽しめる!

3皿目の魚は
マーマチという白身魚。
金柑を和えて赤米やパプリカ、刻んだ長命草、
仕上げに柚子を絞ったカルパッチョ。
新鮮で肉厚、赤米のつぶつぶな食感に
柑橘の爽やかさが絶妙に合う。

4皿目のメインは豚肉の肩ロース煮込み。
豚肩ロースの塊を玉ネギで覆って
3時間蒸し茹で。予め肉に施した塩のみの味つけ。
最後にコリアンダー、豆、レモングラスを入れてひと煮立ち。
これだけで十分、出汁が出るんです。と麻子さん。

熱々の湯気、スパイスとハーブの香り、
ほろほろのお肉ととろとろの玉ネギの甘み
身体中においしさが伝わってくる感覚、
やさしい味わいが最高だった。
お料理に合わせたパンは
私達も大好きな宗像堂の黒糖カンパーニュ。

立派な冬のシークワーサーを絞った
ソーダ割りもおいしかったな。

デザートは
マスカルポーネに柚子ピール、
栗の渋皮煮に多良間の黒糖。

食べてしまうのが勿体無いくらい
好きなものばかり。
栗のうまみに極上の酸味と黒糖の甘さ
歓喜のため息が溢れた。
とにかく最高においしい麻子さんの世界に感動の連続
すっかり胃袋を鷲巣みされてしまった。

食後には琉球シナモンの葉のカラキ茶を
出してくれました。シナモンのいい香り~。
食後の胃をすっきりさせたり、
身体を芯から温めたりする効果があるそう。

静かな空間で
こんなにゆっくりと
料理を味わえる喜び、
麻子さんならではのスタイルが
そう感じさせてくれるのだと思う。

蝋燭だけの灯りの中、
キッチンに立ち、
凛と料理する麻子さんのステージを眺めながら
一皿一皿、丁寧にサーブしてくれるあたたかさ、
美しい料理に没入できる小さな灯りの演出が見事で
最高の晩餐になりました。

食後、少しお話しを聞くと
きちんとした料理の修行はしたことがないんです。と。
驚いたけど、納得!
地元の食材を使い、独創的なアプローチや
胃袋のすべてが麻子さんの持つ唯一無二の世界観なのだから。

帰り、外まで見送りに来くれた麻子さん
大変おいしくいただきました。
また伺える日を楽しみに頑張ります。

みなさん、ぜひ沖縄へ行かれる際は
「胃袋」おすすめです。

【MIKIの立ち寄りスポット】
胃袋
@ibukuro_okinawa
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モデル/フォトグラファー
20代からフィルムカメラで旅の記録を撮り始め、その後ドイツ製のカメラ、Rolleiflexと出合う。旅の写真と思い出を綴ったrollel-life.com や、ライフスタイルを紹介したインスタグラム miki_rolleilife は温かみのある写真と文章が人気。10年間にわたりフィルムで撮影した旅とライフスタイル写真集「Rollei Life」を出版。現在はフォトグラファーとして旅や料理など自然光での撮影を得意とし、また自身もモデルとして数々のCMや雑誌で活躍中。Prestige所属。

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/travel/260218-mikis-travel-diary-okinawa-vol3.html