パリの春、コトコト、コットン!
イケアのプリント地で何を作ろう?
Travel 2011.01.05
大村真理子の今週のPARIS
シンプルなデザインと、頭を悩まさない価格。キッチン、バスルーム、ベッドルーム・・・イケアはパリジェンヌのインテリアの大切な裏方だ。パリ市内にブティックがないのがちょっと残念だが、高速地下鉄RERを使ってパリ近郊店に出かけてみよう。
賑やかに開催されたイケアの新作ファブリク発表に"コットン・レディ"も登場!?
鮮やかな色、バラエティ豊かなモチーフ。価格は1.99~6.99ユーロ(1m)。イケアはインド、パキスタンにおける環境と社会を考えた新しい方法でのコットン栽培のプロジェクトに参加している。
いま手に入れたいのは、メートル売りのコットン・ファブリック! フォークロア、フィフティーズ、モノクロ、ポップ・・・いろいろなタイプの模様が揃っているので、セレクションに悩む。
厚手のコットンはテーブルクロスにも向いている。左は薄手のコットンに、厚手のコットンのモチーフを切り取ってアプリケしたもの。右はMalena(4.99ユーロ/m)。
インテリアの雰囲気を一変させるようなインパクトのあるモチーフも少なくない。クッション、カーテン、テーブルクロス・・・。用途にあわせて必要分を買うもよし。あるいは何に使うか決めず、気に入った模様はとりあえず1メートルずつ買っておく、というのもいいだろう。厚手タイプのコットンから、鳥や花などを切り抜いて、箱や何かに貼りつけてパーソナライズの材料の使うもよし。
レトロ・フィフティーズのシリーズをカーテンに使うだけで、室内に50年代のタッチが。端切れを引き出しの中に敷くのも、可愛いアイデアだ。
イケアというとインテリアが頭に浮かぶが、ゴムを活用した簡単な夏のビュスチエ・ワンピースやスカートを作っていいだろう。これも厚手タイプを選べは、裏地はいらないし、布が持つ張りのおかげで、素人クチュリエでもそれらしいものができあがるはず。イケアからの提案のひとつとして、プリントのコートの裏地に別のモチーフのコットンを使っていた。楽しいアイデアだ。
左はクッションに仕立てたマンガ・グラフィックスのシリーズのCharlotta Teckning(4.99ユーロ/m)。右はモチーフを切り抜いてパーソナライズしたボックス。これもプリントを活用したアイデアのひとつ。
176 Avenue de la plaine de France 95950 Roissy Ch. de Gaulle
Tel. 0825 10 3000
10時~20時(月~水、土、日) 10時~22時(木、金)
*アクセス:パリ北駅より高速地下鉄RER B線Parc des expositions駅下車、バス640番か23番でIKEA下車