え、ミュージアム・グッズが欲しくて、展覧会へ?
Paris 2016.12.14
パリで開催されるさまざまな展覧会。内容の面白さに加え、関連グッズが充実している。展覧会、まずはブティックからスタート! というのもひとつの楽しみ方かもしれない。
グラン・パレで1月23日まで開催中の『メキシコ 1900~1950』展。この展覧会の主役は何といってもフリーダ・カーロ。というわけで、オリジナル・グッズのすべてに彼女のポートレートが。
左から A4プラスチック・ケース 5,90ユーロ、鉛筆 1,80ユーロ、マグカップ 12ユーロ、バッグ(41×35cm) 25ユーロ、ポシェット(20×15cm) 15ユーロ
会期:2017年1月23日まで開催
Grand Palais
3, avenue du Général Eisenhower
75008 Paris
www.grandpalais.fr/fr/mexique-1900-1950
ポンピドゥー・センターの『マグリット』展。マグリットの作品で見慣れたパイプ、雲、帽子などをモチーフに、食器、台所用品、インテリアグッズ、アクセサリー……と、トートバッグや文具といったベーシックなミュージアム・グッズにとどまらず、多彩な分野の品を集めている。展覧会の開催はこちらも1月23日まで。
René Magritte : Les vacances de Hegel, 1958, (détail), Collection particulière, photo : © Singer Editions - © ADAGP, Paris 2016 - © Centre Pompidou, 2016
左:メラミン製プレート 各11,90ユーロ
右:プラスチック製メロン帽の水切りボウル 14,90ユーロ
左:ポンピドゥー・センターのオリジナル・トートバッグ 19,90ユーロ
右:傘型ティーストレーナー 11,90ユーロ
会期:2017年1月23日まで開催
Centre Pompidou
Place Georges Pompidou
75004 Paris
www.centrepompidou.fr/en
オルセー美術館では創立30周年を記念して、1月15日まで『素晴らしき第二帝政』展を開催中だ。ナポレオン3世皇帝と皇妃ユージェニーのふたりが君臨した19世紀後半の短くも華やかな時代を、さまざまなアングルから見せている。 グッズのモチーフは、この時代の豪奢を象徴するティアラだ。
左:展覧会のヒロインであるユージェニー皇妃の銅製プレート(79×50、70cm) 170ユーロ
右:マグカップ 11ユーロ
左:ポケットミラー(7,3cm) 6,5ユーロ
右:コットンバッグ(35×41cm) 20ユーロ
会期:2017年1月15日まで
Musée d’Orsay
1, rue de la Légion-d’Honneur
75007 Paris
www.musee-orsay.fr/
réalisation:MARIKO OMURA