あれほど嫌っていたのに......パリでは近頃タコが人気者。

Paris 2017.10.15

パリではタパス系レストランが急増中。そして、メニューには必ずといっていいほど、タコを使った料理が見つかる。ちょっと前までは、イカは大丈夫でも、タコを食べることに抵抗があったフランス人たち。何が起きたのだろう。夏のバカンスをギリシャやイタリアで過ごす人が増え、休暇中にタコの美味しさを発見したからだろう、というのが多くのパリジャンたちからの回答である。

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ストリート・シーフード・レストランMerseaのタコ&チップス(15ユーロ)。イートインしてもテイクアウトしてもよし。

最近オープンした店を例にとろう。モダンブラッスリーのRadioeatでは、タコのカルパッチョが前菜のメニューに並んでいる。9月末にオープンしたばかりの9区のYacht Clubでは、タコの衣揚げがオーダーできるのだが、脚の直径が4cmほどもあり、いったいどれほど巨大なタコなんだろう……と。

地下鉄駅Grand Boulevardからすぐ近くに春にオープンしたMersea(メルシー)。ここはバーガーもホットドックも魚を使ったストリート・シーフードのレストランで、フィッシュ&チップスのタコ・バージョンもあるほどだ。タコ人気、これからも当分続きそう。

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ブルターニュのフィニステールでミシェラン二つ星のレストランでシェフを務めるオリヴィエ・ベランがアドバイザーだ。ノンストップで毎日営業しているので、半端な時間に食事をとりがちな観光客には便利。

Mersea
6, rue du Faubourg Montmartre
75009 Paris
tel:09 73 22 46 13
営)11:30~23:00
無休
www.merseaparis.com

réalisation:MARIKO OMURA

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