シュヴァル・ブランの地下、ディオールのスパで至福のひととき。

Paris 2021.10.15

セーヌ河沿いにオープンした話題の超リュクスなホテル、シュヴァル・ブラン・パリ。既報のように、4つのレストランがあることから宿泊客以外にも大きく扉が開かれている。そして最近、もうひとつ宿泊者以外も利用できる場所として、至福のトリートメントとホスピタリティを約束するディオールのスパがホテルの地下にオープンした。そこは「女性を美しくするだけでなく、より幸せにしたい」というクリスチャン・ディオールの言葉が具現化された世界である。

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左: セーヌ河岸に面したシュヴァル・ブラン・パリ。 右: ロビー、そしてエレベーターホールを抜けて奥の階段から地下のスパ ディオールへ。photos:Mariko Omura

ホテルの回転ドア、ロビーを抜けて奥の階段からスパへとアクセスする。地下に降りると、建築家ピーター・マリノがパリのアパルトマンに着想を得て作り上げたという、静けさと安らぎの空間に出迎えられる。壁、天井、家具……使われている素材からは上品な高級感が漂い、ちょっと別世界にやってきた感じ。そこでゲストに対応するスタッフの装いは、マリア・グラツィア・キウリがデザインしたマリンストライプのツインセットとフレアスカートというパリシックなユニフォームだ。ディオール ビューティー アンバサダーによる最先端の至福のトリートメントを受けられるのは、6つのディオールスイートにて。ボヌール、ニュールック、ボン エトワール、ソヴァージュ、ミッツァ、グランヴィルと、各スイートは創業者クリスチャン・ディオールの人生にちなんだ命名だ。各個室、ホワイトオニキスのバスルームが完備されているのは共通だが、内装はスイートの名前に応じて異なる。

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左: トリートメント中、天井に自分の星座が輝くボン エトワール スイート。 右: マッサージテーブルがアルファクオーツのビーズで覆われているソヴァージュ スイート。重力に逆らうことでトリートメント効果を高められるよう、テーブルは足元のほうが高く設置されている。photos:Matthieu Salvaing for Parfums Christian Dior

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左: グランヴィル スイート。クリスチャン・ディオールが幼少期を過ごした町名をつけたスイートには、ディオール一家の邸宅レ リュンブの英国式庭園にインスパイアされた世界が広がる。 右: 羽で装飾された華麗な個室はミッツァ スイート。エレガンスの権化であるミッツァはディオールお気に入りのミューズだった。photos:Matthieu Salvaing for Parfums Christian Dior

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左: ニュールック スイート。特別設定のベッドに横になり、顔、ボディ、髪の同時トリートメントという格別の美容体験を。 右: ふたつのマッサージ台を備えたボンヌール スイート。マッサージ台は低い位置のマッサージ用に上下する。プライベートサウナ、スチームシャワーを完備。photos:Matthieu Salvaing for Parfums Christian Dior

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トリートメントメニューは40種から選べて、内容はとても豊富。新しいディオール テクニックの「ディオール センソリアル アウェイクニングス」を試せる唯一の場所でもある。これは高度な技術を持つディオール ビューティ アンバサダーが直接肌に触れることで組織内のエネルギーの流れを感じとり、エネルギー循環のバランスを回復させて活性化させるという30分のトリートメントだ。脚、お腹、胸、頭部への施術によって、インナーエネルギーが心身に蘇る。これを圧をかけて行うティシューマッサージにプラスすることで、さらなる美しさと健やかさと幸福感が瞬時にもたらされるという。

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左: クリスチャン・ディオールが愛したバラの花を象ったクオーツでフェイシャルマッサージ。 右: ディオール ビューティ アンバサダーが使用するプロダクト。

このスパの素晴らしさはテクニックに加え、プロダクトにも言える。ディオール・スパ シュヴァル・ブラン・パリにおいてビューティ アンバサダーのニーズを満たすべく、14種類の高性能プロ仕様フォーミュラを生かした「ディオール プロフェッショナル・ソリューションズ」が作りだされたのだ。既存のスキンケア製品とスパで併用されるという、気になる3商品は併設のブティックで購入可能だ。なお、ブティックではディオールとシュヴァル・ブランのふたつのメゾンのコラボレーションを祝して誕生した限定品も販売している。たとえば、ディオールのパフューマー クリエイターであったフランソワ・ドゥマシーが創香した「メゾン クリスチャン ディオール シュヴァル・ブラン パリ」のシグネチャーフレグランス、そしてパフュームキャンドル。プラムとアプリコットの甘美なブレンドから始まる、柔らかい印象の包みこむようなエレガントな香りだ。ドゥマシーは「パウダリーでムスキーな香りは、柔らかさ、静寂、幸福感のエレガントな抱擁です」と語っている。

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メイクアッププロダクトの限定品はルージュ ディオール シュヴァル ブラン パリとディオールスキン ルージュ ブラッシュ シュヴァル ブラン パリの2種。口紅、ブラッシュにニュールックで装ったパリジェンヌ、ポン=ヌフ橋、エッフェル塔、街灯といったモチーフがエンボスされている。目にするだけで、なんとなく幸せな気分になる2品。でも、これ、モチーフが消えるのが惜しくて使えないかもしれない。

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左: シュヴァル・ブラン・パリの限定品が魅力のブティック。 右: ギャラリー。photos:Matthieu Salvaing for Parfums Christian Dior

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ディオールスパのブティックでは、シュヴァル・ブラン・パリだけの限定商品も販売。photos:(左)Alexandre Tabaste、(中)Matthieu Salvaing for Parfums Christian Dior、(右)Mariko Omura

さてスパのある地下スペースは、もうひとつ大きな驚きを秘めている。それは芸術家ミハエル・メイヤーが手がけたモザイクの波が 広がる30mのプールだ。鏡の効果で、さほど高くない天井が無限の広がりを見せ、また外が見えない地下ながらセーヌ河沿いの風景の写真が30mの壁を覆っているので、雑音の消えたパリの街中を泳いでいるような錯覚が得られる。眺めているだけでも幸福感が得られる魔法のプール。スノー シャワー、サウナ、スチームルームなども備えられている。プールへはホテルの宿泊客およびホテルのスポーツクラブの会員だけがアクセスできるそうだ。

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30mのプール。ホテルの地下、セーヌ河沿いにこんな空間が広がるとは想像しがたい夢の世界だ。photos:Matthieu Salvaing for Parfums Christian Dior

Dior Spa Cheval Blanc Paris
8, quai du Louvre
75001 Paris
営)10:00~22:00
無休
www.chevalblanc.com/en/maison/paris/spa-and-piscine/spa-dior
Instagram:@diorbeauty

editing: Mariko Omura

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