今年もパリは頬っぺが落ちる カフェ・キツネ・ルーヴル、パティスリーの新コンセプト。

Paris 2022.01.12

1月7日、カフェ・キツネ・ルーヴルが新しいコンセプトで2階フロアを再開した。才能あふれるパティシエたち、名声を確立しているパティシエたちがエクスクルーシブのクリエイションと定番パティスリーを月替わりで提案するというもの。これ、甘党にはすごい朗報では? トップバッターは17区の「KL Pâtisserie」の若きシェフ、Kévin Lacote(ケヴィン・ラコット)。後に続くは、フィリップ・コンティチーニ、ジョアナ・ロック、エレーヌ・ドゥゲン、オーレリアン・コーエン……。

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左: KL Pâtisserie(78, avenue de Villiers 75017 Paris)のケヴィン・ラコット。 右: カフェ・キツネ・ルーヴルと彼のパティスリー。photos:Hugo Lecrux

カフェ・キツネとのこのコラボレーションによって、シェフたちは創造性を自由に発揮する場が得られることになる。ケヴィン・ラコットがお皿の上に描くデザートは、ミルティーユのジャムとスイスメレンゲを添えたモンブラン、フレッシュマンゴーとココのクランブルを添えたバニラチーズケーキ、イランのピスタチオのパリ・ブレストの3種。そしてコーヒー・プラリネとノワゼットのショートブレッド、ゆずのコンフィを中に詰めたアーモンドフィナンシェという、ケヴィンによる2種のガトーも。これらはKL Pâtisserieにもなく、カフェ・キツネ・ルーヴルだけの期間限定のおいしいお楽しみだ。カフェ・キツネによるパティスリーのキュレーション、舌で追いかけなくては!

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左から、パリ・ブレスト、ヘーゼルナッツのショートブレッド、フィナンシェ。photos:Hugo Lecrux

Café Kitsuné Louvre
2, place André Malraux
75001 Paris
営)9:30~18:30
無休
www.maisonkitsune.com/mk/cafe-kitsune-louvre-en

editing:Mariko Omura

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