3人の女性が提案するジュエリー。キーワードはエシカル エロイーズ&アベラール、リサイクル・ダイヤモンドのジュエリーを。

Paris 2022.01.16

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エロイーズ・シャピロと再利用のダイヤモンドをアシンメトリーにあしらった「Héloïse & Abélard」のジュエリー。ダイヤモンドはクオリティG/H、クラリティVS/SI

エロイーズ・シャピロが立ち上げたジュエリーのブランド、「Héloïse & Abélard(エロイーズ&アベラール)」はインスタグラムとオンラインショップで売れ行きも好調。12月6日から2月6日まで、プランタン・オスマンの2階の高級ジュエリー売り場で限定販売中だ。ほかのジュエラーと違って、コーナーはとてもカラフルなので見つけやすい。

採掘するよりリサイクルで、というのが彼女が提案するジュエリーの基本にある。リサイクルゴールドと一度使用されたことのあるダイヤモンドを素材に用い、エロイーズ&アベラールはフランス初の“サーキュラー・エコノミー(循環型経済)”のジュエリーブランドとうたっている。使用済みの中古のダイヤモンドといっても、新品と変わらぬ高い品質だ。そしてリサイクルゴールドも認証された18カラットを使用。微妙にフォルムやサイズが異なる既存のダイヤを使用することもあり、同じデザインでも細かな違いがある。そしてエロイーズの好みもあって、ジュエリーのデザインはアシンメトリー。まるで小さなダイヤモンドがダンスをしているようにランダムに並んでいるジュエリーには、モダンな美しさがあり、また重ね着けも楽しみやすい。

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プランタン・デパート本館2階のポップアップもパッケージングもカラフルに。

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コレット、ガブリエル、シュザンヌなどフランスの歴史に名を残した女性の名前が、それぞれのジュエリーにつけられている。もちろんHéloïseと名付けられたリングも。ちなみにブランド名は12世紀に往復書簡を残した修道僧アベラールと22歳年下の修道女エロイーズの愛情物語で有名な2者と、彼女自身の名前からの命名だ。出産祝いのジュエリーとしても人気だという。たとえば生まれた子どもの名前がジャンヌなら、ネックレスのジャンヌをパパがママに贈る、というように。

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左: 指輪「Adélaîde」。リサイクルの18Kピンクゴールドに10個のリサイクル・ダイヤモンド。合計0.9カラット。 右: 指輪「Frida」。5つのブリリアントカットのリサイクル・ダイヤモンドはトータルで0.36カラット。

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左: 指輪「Lucrèce」。リサイクルの18Kピンクゴールドにブリリアントカット6個とバゲットカット1個のリサイクルダイヤモンド。 右: 指輪「Céleste」。リサイクルの18Kゴールドに、ブリリアントカットとトラペーズカットのリサイクルダイヤモンド。ダイヤモンドの並びが同じ、同名ネックレス、イヤリングもある。

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左: 指輪「Louise」。リサイクルの18Kピンクゴールドに8つのリサイクル・ブリリアントカット・ダイヤモンド。 右: 指輪「Constance」。リサイクルの18Kゴールドに6個のブリリアントカットのリサイクルダイヤ。合計0.55カラット。

リング、ネックレス、イヤリング、ブレスレット……購入はプランタンのコーナーだけでなく、パリのジュエリーセレクトショップの「White Bird」あるいはオンラインショップで。受注生産制をとっていて、パリのアトリエで職人たちの手により注文から3週間で仕上げられる。価格は1,900~4,000ユーロ見当。“ヴァンドーム広場のクオリティを正しい価格で”とエロイーズは語る。カプセルコレクションもあり、オーダーも受け付けていて、また手持ちのダイヤモンドを活用してのセミーオーダーも行う。ちなみに彼女が学んだのはファッションだが、機会があったことからヴァンドーム広場のジュエラー&時計メゾンで仕事をすることになったそうだ。10年近く過ごした後に退社し、2019年にエロイーズ&アベラールを設立した。

editing: Mariko Omura

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