注目のデザイナーが作る、可愛いジュエリーたち 南インドにルーツをもつパリジェンヌが作る、エキゾチックなジュエリー。
Paris 2023.02.04
おしゃれなパリジェンヌの必須アイテムといえばジュエリー。特に、パリ在住の女性クリエイターがデザインする独創的なジュエリーに、いま注目が集まっている。
Tityaravy|ティチャラヴィ
ティチャ・タンはカンボジア出身の両親のもと、パリで生まれ育つ。独学でジュエリー制作を学び、2017年にブランド創設。
ジュエリーデザイナーになることを夢見ていたティチャは、南インド出身のパートナーの両親の葬儀に出席したことが転機になった。「カラフルな装いで死者を祀る盛大なヒンドゥー教の儀式は衝撃だった。輪廻転生の思想や寺院の風景、“慈悲深い愛”という精神性。ブランドの構想を練っていた当時の私は深く感銘を受けた」。インドの文化的遺産でもある装飾品や豊かな色彩を、研ぎ澄まされたパリの都会的な感性と融合させ、エキゾティックなジュエリーが生み出されている。
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創設5周年を迎えた2022年11月に、念願の路面店をパリ2区にオープン。
「天然石一つひとつが持つ異なる表情を生かせるよう、細かくチェックするわ」。天然石の鮮やかな色彩と光輝、ハンドメイドによるクラフト感が最大の魅力。
「サイ エナメル ピアス」(金メッキシルバー×ブルージルコン)¥22,000
「ジニ K ターコイズ ネックレス」(金メッキシルバー×天然石)¥60,500 >>Figaro Marchéにて販売中!
「サンスター ブレスレット」(金メッキシルバー╳ 淡水パール)125ユーロ
「シャンカ ネックレス」(シェル╳天然石)295ユーロ
https://marche.madamefigaro.jp/collections/tityaravy
*「フィガロジャポン」2023年2月号より抜粋
●1ユーロ=143円(2022年12月現在)
photography: Goldie Williams text: Elie Inoue