ノマセイ×JVBのローファーとソックス、限定販売がスタート。

パリジェンヌに圧倒的人気を誇るシューズブランドの「Nomasei（ノマセイ）」が、NYをベースに活躍するセレブリティ・スタイリストのJulia Von Boehm（ジュリア・ヴォン・ボーム）とコラボレーションを行った。

ジュリアはカリーヌ・ロワトフェルドにその感性を認められてフレンチ・ヴォーグ誌で20年ほど前にキャリアをスタート。ニューヨークに移住後は雑誌のスタイリングも続けているが、セレブリティのスタイリストとして知名度をアップし、とりわけニコール・キッドマンのお気に入りとして知られている。

ジュリア自らモデルを務めてコラボレーションを紹介。ヒールのローファー「Trench」に彼女はイエロー×コニャックという斬新なカラーコンビネーションをクリエイトした。photo：（左）Katarina Pablotzki

ローファー「Nono」。コラボレーションで生まれたのは、パステル（左）とオレンジ×コニャック（右）のふたつのカラーコンビネーションだ。photo：（右）Katarina Pablotzki

ノマセイ創立者のふたり組マリーヌ・ブラケもポール・トゥナイヨオンも昔からジュリアのスタイリング、彼女自身のスタイルが大好き。メンズライクなタッチを取り込み、ショー・オフではなく控えめな彼女のスタイリングの特徴は、ノマセイとのコラボレーションでもおおいに発揮された。美意識を分かち合っていったこのコラボレーションにふたりは大感激だ。ジュリアにしても、いち早くノマセイの靴に注目し、またふたりのエシカルで透明度の高い靴作りの姿勢に賛同している。このコラボレーションのために自分をモデルにスタイリングをし、アートディレクションも務めてロングアイランドの高級避暑地ハンプトンズにある彼女の別荘を舞台に撮影を行った。

「Nono」。クリスタルはひとつずつ手作業で！　コラボレーションのローファーは370〜650ユーロ。photo：（左）Katarina Pablotzki

2月20日に限定販売が始まったコラボレーションのメインは、ノマセイの大ヒット商品であるローファーの「Nono」と「Trench」だ。ジュリアは洗練のカラーミックスを提案した。これにはブランドのパートナーである工場に残されていたストックの皮革を用いている。また、セレブリティ・スタイリストのジュリアらしく、ボヘミアン・クリスタルをちりばめて“レッドカーペット”を意識したローファーも。自身のワードローブにソックスは欠かせないというジュリア。ノマセイとのコラボレーションに5種のソックスも加えた。

左: クリスタルの「Trench」はベージュ。　右: ソックスの価格は20〜80ユーロ。photo：（左）Katarina Pablotzki

クリスタルのソックスはピンクとボルドーの2色。photo：（右）Katarina Pablotzki

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