グルメな進化系フードコートの歩き方 エリアの新たな顔となるマルシェ&グルメスタンド。
Paris 2023.05.09
アジアで大人気のフードコートスタイルが進化してパリに出現し、グルマンドが熱狂! 人気シェフが手がける小皿料理や多国籍料理など、バラエティ豊かなメニューを食べ歩こう。
Biltoki - Halles d'Issy
ビルトキ - アール・ディッシー
住宅街やオフィス街として開発が進むパリ南部のイッシー・レ・ムリノー市に2022年11月に誕生したビルトキ。マルシェを兼ねたフードコートで、青果店や精肉店、ワインショップ、パティスリーやバー、世界各国の料理を提供するスタンドが集まる。エッフェル塔建造のための倉庫として1884年に建設された鉄骨の建物も一見の価値あり。食べ物を通した地元の活性化と交流の場として華やかに生まれ変わった。
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Chez le Libanais|シェ・ル・リバネ
パリ6区で20年前から続くレバノン料理店のスタンド。レバノンから取り寄せたビオ小麦粉で作るパンを、伝統的なドーム型の鉄板で焼く。
ヒヨコ豆のフムスやファラフェル、ひき肉とチーズの揚げパイなどの前菜、パセリとブルグル(小麦の一種)のタブレを20種近く用意。迷ったら盛り合わせ「Assiette de Dégustation」(2〜3人用、40ユーロ)をお願いするといい。ピタパンと一緒に。
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Cuisine du Marché|キュイジーヌ・デュ・マルシェ
牛の骨髄を焼いたオス・ア・モエル「Os à Moelle」(12ユーロ)やステークフリットなど、フランスの伝統料理を中心に提供。グラスワインも豊富に揃う。
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Anto'jao|アントジャオ
コロンビア料理店では、同国を代表する揚げパン「Empanada」(各4ユーロ)、「Guacamole & Patacone」(5ユーロ)、チーズ味のパン「Pandebonos」(2ユーロ)を盛り合わせにするのがおすすめ。
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La Bodeguita par Bellota Bellota|ラ・ボデギータ・パール・ベジョータ・ベジョータ
右:人気はタパス料理。タコを使った「Poulpe, Pomme de Terre」(15ユーロ)は日替わり。左:スペイン産生ハムを使ったピンチョス「Pintxos」各2ユーロ
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Fromagerie Laurent Dubois|フロマージュリー・ローラン・デュボワ
キンカンのジュレを添えた4種のチーズ盛り合わせ「Assiette de Fromages」19ユーロ
フランス産チーズが中心。好みのチーズを相談してみて。
Biltoki - Halles d'Issy
1, rue Rouget de Lisle 92130 Issy-les-Moulineaux
tel:01-84-19-05-11
ⓉISSY-VAL DE SEINE
営)9:00~15:00(日、月) 9:00~22:00(火~土)
※フード提供は12:00~
無休
https://biltoki.com/halles/hallesissy
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●1ユーロ=149円(2023年5月現在)
●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の0を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。
●各紹介アドレスのデータ部分のⓂは地下鉄の駅、Ⓣはトラムの駅を示しています。
●掲載店の営業時間、定休日、商品・料理・サービスの価格、掲載施設の開館時間や開催時期などは、取材時から変更になる可能性もあります。ご了承ください。
*「フィガロジャポン」2023年5月号より抜粋
photography: Shiro Muramatsu text: Chiaki Mitomi