個性輝く! パリジェンヌ・ジューン・ブライド(3) ウィレミンのイラストの魅力を生かしたウェディング・パーティー。

Paris 2023.06.02

結婚式は人生でもしかしたら一度のことかもしれない。自分そして招待客の心に残る結婚式披露宴にするひとつの方法として、パリに暮らす英国人イラストレーターのウィレミン・バーダヴィルは彼女が描くチャーミングなパーソナライズド・ビジュアルを提案する。通常彼女が手がけているポートレートと同様に、海外からもオーダーが可能だ。

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左: ベルギーのカップルからの依頼で写真をもとにウィレミンが描いたウェディングのインビテーション用ビジュアル。 右: 南アフリカでの結婚式より。photos : courtesy of Willemien Bardawil

結婚するふたりの写真、ウェディングのふたりの衣装のビジュアル、会場の写真を彼女に送る。もしウェディング・パーティのテーマがあればそれを伝え、招待状、テーブルのネームカード、招待客への謝礼品のためのトートバッグなどイラストの用途も伝えて。もしウィレミンのこれまでの仕事の中で希望イラストに近い例があれば、そうした情報も彼女には役立つそうだ。最近手がけたのは南アフリカで結婚したカップルのためのアートワークである。彼女のインスタグラム(@willemien)でチェックできるので、のぞいてみては?

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左: テーブル用ネームカード。 右: ゲストの食卓にひとつずつ配られたミントボックスのためには複数のイラストを描いた。photos : courtesy of Willemien Bardawil

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招待客に配られたグッズを収めるトートバッグのためのイラストも。photos : courtesy of Willemien Bardawil

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インビテーション発送のための封筒、切手はトートバッグと同じエンジェルのイラストだ。photos : courtesy of Willemien Bardawil

最近ウィレミンは1950年調のノスタルジックなプレタポルテのブランド「Elise」とのコラボレーションで、ドレスにハンドペインティングを施した。このコラボレーションでは、扇子用のモチーフも描いている。ウェディングギフトのためのちょっとした参考アイデアになるのでは? またギャラリー・ラファイエットではリーバイス501の誕生150周年を記念して、来場者が持参した501に彼女がハンドペインティングするというパーソナライズのイベントが催され、とても好評だったそうだ。パーティーに費用をかける代わりに、自分だけの1点を求めてたとえばお色直しやハネムーンのドレスにウィレミンに色鮮やかなペイントをしてもらっては? アイデア豊かな彼女に相談してみるといいだろう。

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コラボレーションElise & Willemienのポップアップより。ハンドペイントのドレスや彼女のペインティングをプリントした素材のドレスなど、コレクションはEliseのオンラインショップにて販売中。(www.elise-paris.com)photos:(左)courtesy of Willemien Bardawil、(右)Mariko Omura

editing: Mariko Omura

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