デザート・バーとお菓子教室、ラデュレ・シャンゼリゼの甘いお話。
Paris 2024.04.05
何カ月もの工事を経て、1000㎡のスイーツの殿堂としてラデュレのシャンゼリゼ大通り店が昨年新しい装いで営業再開した。レストラン、カフェに加え、新しくデザート・バーが今年初めにオープン。U字型のカウンターの周囲に15席とこぢんまりとした贅沢な空間だ。ここで楽しめるのは、8時から13時までは朝食(35ユーロ)、12時から18時まではティータイム(65ユーロ)、そして夕方からはカクテルタイム。シャルキュトリーやチーズの盛り合わせなどとともにカクテルを味わう時間である。ラデュレ・シャンゼリゼ内のほかのスペースでは味わえない体験が待っているのだ。
昨秋改装オープンしたラデュレ・シャンゼリゼ。photos: Hadrien Favreau
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朝食の内容はスタッフド・クロワッサンあるいはラデュレならではの味のグラノーラ&フロマージュブラン、カットフルーツ、ホットドリンクそしてフルーツジュース。そしてラデュレおなじみのマカロンだ。ティータイムは2種のデザートが3回のサービスで登場する。これらはラデュレのシェフ・エグゼクティブ・パティシエであるジュリアン・アルヴァレスによるバーのためのクリエイション。始まりはイスパハンのアイスクリームクッキーとココナッツ味のルリジューズ。次はロット&ガロンヌ地方産ヘーゼルナッツ味ミルクチョコレートのスフレタルト、そしてガトーサヴォワを好きなだけ! 最後はアドゥール産キウイ、オレンジの花風味の柑橘類のミニタルト。これらはU字カウンターの中側でパティシエたちによって用意されるので、味覚だけでなく視覚の楽しみも。
朝食、ティータイム、カクテルタイムに活用できるデザート・バー。photo: Hadrien Favreau
ティータイム(65ユーロ)。
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新しいデザート・バーに加え、さらにラデュレ ・シャンゼリゼではこれまでとは異なるパティスリーとの出合いができるようになった。「L'Atelier 75(ラトリエ75)」というフランスのお城のキッチンをイメージした新しいスペースで、アルヴァレスのチームのパティシエが指導するパティスリー教室が開催されるのだ。毎週水曜と土曜の15時から17時30分(180ユーロ)。挑戦するのはイスパハン。なお、アルヴァレスによるレッスン(300ユーロ)は月に1度で、こちらはぺピット・イスパハンだ。どちらのレッスンも参加者ひとりひとりに気を配ってくれるそうで、甘いもの好きなら誰でも歓迎という言葉に甘えてチャレンジしてみては?
ラデュレならではのグリーンが素敵なパティスリー教室L'Atelier75。毎回参加者は8名に限られている。
アルヴァレスの教室は5月15日、6月5日、7月3日、8月21日、9月4日、10月2日。予約はhttps://www.laduree.fr/atelier-patisserie-laduree-75-champs-elysees.html。©pmonetta
Ladurée Champs-Elysées
75, avenue des Champs-Elysées 75008 Paris
営)8:00~22:00
無休
editing: Mariko Omura