フラゴナールとアントワネット・ポワソンがコラボレーション。
Paris 2024.05.09
南仏のグラースが本拠地のフラゴナール、ブルターニュに暮らしのベースを移したアントワネット・ポワソン。遠く離れた両者を結びつけるのは、18世紀のアールドゥヴィーヴルに傾ける尽きぬ情熱だ。
フラゴナールはグラースのオリーブ畑「Bois dormant(眠れる森)」の恵みであるオリーブオイルを4年前から限定販売している。その2024年度の容器のデザインを含む4つの品で、フラゴナールとアントワネット・ポワソンがコラボレーションを行った。フラゴナールがグラースに持つ「プロヴァンス地方のコスチュームとジュエリーの美術館」の所蔵品にインスピレーションを得たアントワネット・ポワソンは、まずオリーブオイルの容器を飾るモチーフをデザインした。さらに、そのモチーフはラベンダーの香りのオリーブオイル石鹸4個セットのボックスの蓋にも。このボックスの本体はオリーブの実をメインにした幾何学モチーフが描かれているので、蓋を閉めて横から見たときに2種のモチーフがハーモニーを織りなしているのがとても素敵。
オリーブオイル(500ml)25ユーロ。©AndranedeBarry
石鹸4個セット18ユーロ。
パヒュームキャンドルを収めるボックスには、 オリーブオイルの缶を飾るモチーフの中からブルーの花を取り出し、幾何学にしたモチーフが。ボックスの内側は石鹸のボックスの本体と同じモチーフである。アントワネット・ポワソンの魅力を2度楽しめる。コラボレーションの4つ目は、19の料理のレシピを詰めた本(14ユーロ)。オーソブッコやプロヴァンス風アーティチョーク......。カバーに描かれた花とオリーブのモチーフがチャーミングなので、お料理をしなくても手元に置いておきたくなる1冊だ。
アントワネット・ポワソンでお馴染みのドミノペーパーで覆われたボックス入りのパヒュームキャンドル。香りはオリーブの樹。40ユーロ。
Fragonard
5, rue Boudreau 75009 Paris
営)10:00~19:30(月~土)、11:00~19:30(日)
休)なし
www.fragonard.com
@fragonardparfumeurofficiel
editing: Mariko Omura