メゾン・ドゥ・コメルスのクリスマスは、東欧トランシルバニアの可愛いが大集合。
Paris 2024.10.25
ヨーロッパの各地から手仕事の魅力があふれる品をセレクトして販売しているパリ7区の「La Maison de Commerce(ラ・メゾン・ドゥ・コメルス)」。クリスマスシーズンに向けて、ブティックを愛らしく賑わせているのは、ルーマニアのトランシルバニアから届いた刺繍やモチーフなど職人仕事が魅力の日常使いのさまざまな品々だ。
この地方の村々では、昔からのサヴォワールフェールがいまに継承されている。陶器についていえば、トランシルバニアでは多くの村が独自の土、独自の色を用いて薪窯で陶器を焼いている。ユネスコの無形文化遺産に指定されているHorezu(ホレズ)焼きもそのひとつだ。
陶器だけでなく籐細工、織物、刺繍なども職人たちが技を守っている。ブティックに集められているのは、素朴さに心が温まるようなオブジェばかりだ。ひとつひとつを手に取って、ルーマニアの小さな村を旅しているような気分に浸ってみては?
なおラ・メゾン・ドゥ・コメルスでは昨年同様、ブティックからすぐ近の初代ブティックだったスペース(2, rue de Luyne 75007 Paris)で、パッケージングや陶器修復などのアトリエを12月に開催する。
La Maison de Commerce
232, boulevard Saint-Germain 75007 Paris
営)11:00~19:00
休)日
https://lamaisondecommerce.com/
editing: Mariko Omura
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