ビュリーのパリ6号店、未来に続くシルバーの廊下を渡って時間の旅を。

Paris 2026.01.04

パリに行ったら、絶対に自分のために買い物したいというフレンチ・ブランドのひとつは、オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーだろう。最近、パリの6店舗目がオープンした。春にメルシー 2号店も出来たパリの中心部であるリシュリュー通りの29番地。ボナパルト通りの本店に入った時と同じように、ジャン=ヴァンサン・ビュリーの創業時代である19世紀初頭のクラシカルな雰囲気に迎えられる。天井のフレスコ画、木製の美しいキャビネット、大理石の天板、磨かれた木の床......キャビネットの左端にはピエール=ジョゼフ・ルドゥーテが得意としたような植物標本が飾られている。

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通り名は17世紀にルイ13世の宰相を務めたリシュリューから。パレ・ロワイヤルやルーヴル宮に近い通りらしい命名だ。

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ビュリーというメゾンの起源をたどるような18世紀的売り場。

リシュリュー通り店がパリの他の5店舗、世界各地の店舗と大きく異なるのは、この空間の先である。19世紀から一転して、時は未来へと! 「櫛の通路」と命名されたミニマルな空間で、磨きをかけたステンレスの鈍い輝きに目を奪われる。通路右手の壁に美しく展示されているのは、シンプルなデザインの櫛やブラシだ。そしてその奥の小さなスペースでは、日本や韓国からのビューティ・ツールがショーケースの中にまるで美術館の展示のように厳かに並べられている。ここは時間の旅の終わりであり、レジでもある。ショッピングを終えたら、未来から時代を逆戻りし......扉を開いて21世紀のパリの現実時間へと。

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過去から未来へと。素材の魔術が生む意外なコントラストが6号店の特徴である。

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櫛とブラシのギャラリー。

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縦長の店内の奥、フューチャリスティックな空間にレジとビューティー・ツールの売り場。

Officine universelle Buly
29, rue de Richelieu
75001 Paris
営)11:00~19:00
無休
https://buly1803.com/
@officine_universelle_buly

editing: Mariko Omura

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