
ヴェルサイユ宮殿の皇室の菊
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祝日の土曜日は気温が上がり、見事な青空が広がりました。
もうじきやってくる寒くて暗ーい冬、その前にせっかくの良いお天気を楽しもうと、ヴェルサイユ宮殿へ向かいました。
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庭園というにはあまりに広大な敷地で、森のようです。
池でボートに乗ったり、芝生でピクニックをしたりと、思い思いに楽しむ人で賑わっていました。
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池のほとりのレストランのテラスでサラダランチ♪
テラスでの食事も今年はもう最後かな。
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宮殿の庭園にはいくつかカフェやレストランがありますが、どこも雰囲気が良くて、味も悪くないので、庭園で散歩してランチをするのが楽しみです。
この日は中で食べている人はいなかったけれど、どのテーブルにもお花が飾られていて室内も素敵。
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食事の後、庭園を散歩していて、ふと「そういえばトリアノンには入ったことがないな〜」と。
そういえば、いつもヴェルサイユ宮殿に来ても散歩ばかりで、宮殿には観光で来た10数年目に、そしてトリアノンに至っては入ったことがありません。
「ベルサイユのバラ」世代でアニメも夢中になって見てたし、漫画も持っているんですが、近いしいつでも来れると思うと、案外入らないものなんですよね・・・
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というわけで、初トリアノンヽ(^o^)丿
大トリアノンから入り、豪華な皇后の寝室やサロンを抜けると、庭園のある柱廊へ出ると・・・
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突如と現れたのが日本の菊!
日本の皇室の花として、奈良・平安時代から栽培されてきた古典菊の展示中で、いきなり目に飛び込んできた菊の鉢に驚きました。
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咲きそろった美しい菊と、大きさが素晴らしく、凛とした佇まいはすごい迫力。
下の写真で分かるでしょうか、この何百というの菊は実は一株から咲いているんですよ!
「大作り」という技法で、新宿御苑独自の栽培展示技法だそうで、日本からいらっしゃた職人の方達が丹誠込めて咲かせたそうです。
本当にものすごい技法ですよね。まさか、ヴェルサイユ宮殿に来て、日本の菊を見るとは思いませんでした。
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古典菊に感動した後は、柱廊から出られる庭園へ。
淡いピンクとブルーの小花が咲き乱れる、人工的じゃなく自然な感じの、女性らしい庭。
こういう雰囲気、すごい好き〜♡
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感激して、お花の香りを嗅いだり、散歩していたら、
突如聞こえてきた「閉館です〜」の声に、
「?」
「えええッ???」
閉館時間18時だと思ったら、どういうわけか17時過ぎに閉館でした、というか、18時閉館のために17時過ぎたらもう退散させられるようでした。
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あのー、入ったのが30分ほど前なんですけど・・・
「チケット売り場のお姉さん、言ってよーーー!」と思っても、時すでに遅し。
結局、大トリアノンの最初の部分しか見れず、マリー・アントワネットの小トリアノン、愛の殿堂、村里など全然見ずに退散(泣)
ま、次回も来れるお楽しみが増えたということで・・・(^ ^;)
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秋はいいですよね。よく歩いて、紅葉してきている木々を眺めて、爽やかな秋を楽しんだ週末でした。
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