
パリ7区★レストラン「Auguste」
パリに住み始めた20代の頃に一緒に働いていた、現在ボルドー在住の友人、A子ちゃんがパリに来ることになり久々の再会。うちのサロンにお肌のトリートメントを受けに来てくれるというので、その前にランチをすることにしました♪
カフェやビストロで慌ただしく食べるより、ゆっくり寛ぎながら、久しぶりの再会を楽しみたいので、サロンから近くて、ロダン美術館や首相官邸のオテル・マティニョンのすぐ側にある7区のレストラン「Auguste」へ。
ビジネスランチが多いようで、Augusteのランチは一つ星なのにリーゾナブルで美味しくて、お得感があるんですよね〜。
首相官邸のオテル・マティニョン(Hôtel Matignon)
最後にあったのは10年位前!??
彼女はどんなふうに変わっているかな〜と、ドキドキしながら到着すると・・・
全然、全く、変わってなかった!!
彼女も同じ思いだったらしく、「変わらないねぇ」と、お互いの変わらなさに驚く。
帰国するとTVで見る芸能人が老けていてびっくりするように、長年会っていないなら絶対に変わっているはずだけど、お互いに同じスピードで年をとってるのが幸いして、相手を変わっていないと感じられるのはすごく便利だわ(うふふ)^m^
(写真はAugusteのHPからお借りしました)
早速、話す。話す〜!10年分の積もった話があるのだから、お料理よりお喋り!
朝歯医者に行ってきたという彼女は、麻酔で唇が少しだらんとしていて、動かしにくいと言っていたけれど、マシンガントークしているうちに治ったみたい(笑)
一緒に旅をしたり、遊んだり、食事に行ったことなど、楽しかった記憶が一気に蘇り、こんなことした、あんなこともあったね、と懐かしさが一杯こみ上げてきました。
アミューズメントは、魚卵にカツオ出汁の味のムースだったかな?まさに日本の味でした。
私たちの共通点は、食べることと料理することが好きなことで、当時はお互いフランス初心者でお金もなかったから、彼女のアパルトマンの小さなキッチンでチーズを溶かしたラクレットを食べて感激したり、スコーンを焼いたり、一緒に安価なシャルティエに行ったり(今も大好きでよく行く大衆食堂)、ほんの小さなことに幸せを感じていたっけ(^o^)
前菜は、ソーセージの〇〇(覚えてない・・)に、カリカリポテト。スープ仕立てになっていて、中に小さくカットしたお野菜とソーセージ、上に細切りのジャガイモが浮かべてあり、優しいお味です。
私がフランスから離れた後、彼女はパリで料理学校に入り本格的に料理の道に進み始めました。さらに国内外での経験と勉強を重ねて、パリの有名レストランのシェフパティシエを経て、今日では同じくキュイジニエのご主人とボルドーで2軒のレストランを開いていてるのだから、本当に素晴らしい!!
出会ったときはちょっと料理好きな女の子だったのに、夢を実現させて、家庭とビジネスを両立する立派なフレンチマダムになっている彼女がキラキラと眩しく映りました(^o^)/
彼女とご主人の店はこちら。連日予約で一杯になるほど大人気なんだって♪
□Mampuku 9, rue Ausone 33000 Bordeaux
https://www.facebook.com/Mampuku-391760767665773/
□Miles 33, Rue du Cancera 33000 Bordeaux
私が選んだメインは、仔牛のもも肉にジロール茸。上に乗っているのは、花のように散らしたカリフラワー。泡々のソースの下は、ジャガイモのピュレが隠れています。
友人のメインは魚。リューという白身の魚とウイキョウ。
家族や仕事のこと、お喋りの間にもプロとしてレストランのサーヴィスや味をしっかりチェックしたり、今私が通っている料理学校の悩みを聞いてもらったり、と話題は尽きず。時間がいくらあっても足りないほど。
デザートはミラベルのスフレと、フロマージュ・ブランのソルベ。スフレの中のトロッとしたソースが美味しくて感激しました。
食事の後、サロンに移動してエステ。「すっきりしたよ。気持ちよかった!」と喜んでくれました。
A子ちゃん、ありがとう!会えてすごく嬉しかったよ〜。
またひとつ、ボルドーの彼女のレストランに行く楽しみが増えました(^o^)/
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