
コンフィヌモン(外出制限)の悩み
2週間の外出制限期間が終了に近づいて来たところで、さらに2週間後の4月15日まで延長の発表がありました。
外出制限が始まってフランスで毎日聞かない日はないのが「自宅待機」を意味する「Confinement(コンフィヌモン)」という言葉。目下商店の閉鎖命令により仕事がストップしている状態で、子供もいないので時間がたっぷりある。毎日雲ひとつない晴天で、まず最初に始めたのが大掃除と除菌、60〜90℃のお湯で家中のリネン類を洗濯そして整理整頓。窓ガラスも拭いてさっぱり。なかなか腰が重くてやらないから丁度いい機会です。
フランスのアパルトマンの地下にはカーヴと呼ばれる住民の物置が並んでいます。ついでにカーヴの整理をしようと地下に降りたら、既に住民が3人も。皆んな同じことを考えるものですね(笑)
家中整理整頓したら物がザクザク出てきました。フランスに住んでから何度も引っ越したため、その度に何処に行ったか分からない物や持ってることをすっかり忘れてる物が少なくないのです。
そして、コンフィヌモンでもお腹は空く。
間違えて捨てたかもしれないと思っていたパスタマシーンを発見。フランス人の友人から餃子を作ってとせがまれていたので予行練習することにしました。フランスでは最近のラーメンブームに伴って焼き餃子も人気があるようです。
小麦粉に熱湯を加えて練ってパスタマシーンで伸ばしてセルクルで型抜きします。綿棒より薄く伸ばせるし形が整うので私はパスタマシーンで作ります。一方で長い間作ってなかったから餃子の包み方をすっかり忘れて、料理研究家ウー・ウェンさんの「ウー・ウェンの北京小麦粉料理」で復習。パラパラ写真の要領で、本の角をパラパラめくれば餃子の包み方が動画で分かるようになっているのです。すごい便利!!
完成!フランス人にどうして裏返すのかいつも訊かれます。ヒダのある方を表にした方がキレイなのにと疑問に思うみたいです。私もそういうものだと思って裏返しているけれど何故なんでしょう?この前北京出身の友人のお宅で焼き餃子を食べたときは裏返してなかったです。
フランスでは餃子は前菜です。ワインを飲んで、メインを食べてお菓子も食べる。時間ができてお菓子作りも再開したので最近は毎日デザートも食べています。
最近SMSを通じてこういう画像が次々と送られてくる。
タイトルは「コンフィヌモン:3月15日 〜4月15日」恐ろしい・・・。
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