
イケメンシェフ☆シリル・リニャックの"Le Quinzième"
昨年パリから引っ越してしまった友人が、久しぶりに休暇でパリにやってきました。
超グルメにもかかわらず、現在はアルコール禁止&フランス食材が手に入らない国に住みながら、激務に耐える彼女のたっての願いが、
「とにかく美味しい食事とお酒!どうしてもリドヴォーが食べたーい!」。
リドヴォーとは仔牛の胸腺のことで、フランス人が大好きな部位で、レストランでもよくメニューに載っています。
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彼女の願いを叶えるため、リドヴォーが食べられるレストランを幾つかピックアップして、選んだのがレストラン"Le Quinzième(ル・キャンジエム)"。
今飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍するイケメン&スターシェフ☆シリル・リニャック氏のミシェラン一つ星の店です (*^o^*)
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人生半ばを過ぎて残り少ない食事なのだから、ハンサムなシェフの料理が食べたいと、最終的にはお顔で選んでみました(きっと多忙なシェフは留守だろうけれど、もしかしてという希望を込めて)♡
本当は一番行きたかったレストランがあまりに高すぎた故もあるのですが・・・(^^;
偶然にも、現在パリに滞在中の別の友人たちと3日間連続で、シリル・リニャックのパティスリーで朝食を、さらに同じく彼のビストロ "シャルドノー" で晩ごはんを食べていたので、なんと4日間の間にパティスリー→ビストロ→本家へとシリル・リニャックを制覇することに(笑)
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ワインはソムリエにお任せして、ボルドーの赤を。仕事で日本へ行ったこともあるという方で、私たちの好みや料理に合う手頃で美味しいワインを選んでくれました。
アミューズメントは、カニのクリームの詰め物、ごはんの上にあぶったマスを乗せたもの(お寿司みたい)、セップ茸のタルト。
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その日の午後にブティックでばったり遭遇して、色違いの同じワンピースを購入したばかりだったので、ふたりとも同じ服だったらどうしようかと思ったけれど違っていてホッ。
さらに偶然にもバックも同じだったから、危うく服もバックもかぶるところでした。さすがにこの年齢で、ワンピもバックも一緒だとお店の人に引かれるかも〜。
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前菜はマスとキャヴィア。
カトラリーが、最近欲しいと思っていたラギオールの縦に置けるナイフだったので、切れ味と使いやすさをチェック!
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お魚はアンコウ。アンコウの下に敷かれているのがちょっと変わっていてパイナップル。
パイナップルの食感や強い甘さが苦手なのですが、火が通ると別物になっていて、ほのかな甘みにアンコウがよく合って美味しい。
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お口直しの後は、お肉。
友人はもちろんリドヴォー。私は子羊にしました。
ミニサイズなので3口で終わってしまい、ちょっと寂しい・・・(>_<)
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そして、ひとつめのデザートは爽やかな青りんごのシャーベット。
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ふたつめのデザートは、野いちごとホワイトチョコレートのクリームとココナッツのソルベ。
飴の輪っかが美しい。美味しくて大感激!!もう一個食べたいほど♡
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エスプレッソと一緒にいただくショコラがまた香り高くてとろけます♡
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シェフは多忙でいらっしゃらなくてお目に掛かれなくて残念でしたが、ゆっくりと食事をしながら沢山おしゃべりできて大満足(^o^)/
サーヴィスやソムリエの方も、気さくに話しかけてきてくれて、とても良い感じでした。
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気がつくと、午前1時過ぎてる!
おしゃべりに夢中になって、時間があっという間に過ぎてしまい、気がつくと最後のお客になってしまう毎回お馴染みのパターン。
お店の方、ごめんなさい(-_-;)
レストランからマドレーヌとチョコレートのお土産をいただいて、友人と秋の再会を約束してお店を後にしました。
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帰りのタクシーの中からみたエッフェル塔。トリコロールカラーでキレイ☆
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〈info〉
Le Quinzième
14 Rue Cauchy, 75015 Paris
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