
"L'hotel"という名のホテル
サンジェルマン=デ=プレにある隠れ家ホテル"L'hotel"へ友人とディナーに行ってきました。
隠れ家ホテルといっても、滞在中だった作家のオスカー・ワイルドがここで亡くなったことで有名なのですが(当時は安ホテルだったらしい)、中庭のあるこのホテルが好きで、朝食に来たり、お茶を飲んだり、バーにお酒を飲みに来たりと何かにつけてよく来ます♡
とりあえず友人が到着するまで、"Le Bar"という名のバーで飲みながら待つことに。オスカー・ワイルドの写真が飾られた書斎風のインテリアが素敵なんですよ〜。
友人が到着して、奥の中庭のあるレストランへ。
(写真はホテルのHPからお借りしました)
アペリティフはオスカー・ワイルドの名前から「So Wilde」を。シャンパンとコニャックのカクテル、さっぱりとして美味しい♡ シェフは日本テイストも取り入れているようで、アペリティフは海苔のおせんべいのようなものがありました。
私の場合レストランでの食事の楽しみは、味というよりも盛り付けの綺麗さ!フランス人は料理上手な人が多いから美味しい料理は家庭でもできないことはないと思うけれど、盛り付けだけは家庭とレストランでは全然違いますから。
半年ぶりに会ったフランス在住ではない友人とは積もる話がありすぎて、おしゃべりに夢中になってしまい、味の方はあまり確認せず口に放り込んでいたのですが(もちろん美味しかったですよ♪)、前菜のカニはまるでデザートみたいで心躍りました♪
お魚はスズキ、お肉はヤギでした。
唯一、心の中で「あれ?」思ったのがチーズ。フェタとスイカの組み合わせで赤と白の色の組み合わせがとてもキレイだったのですが、フェタならいつも家で食べているよ・・・と思ってしまいました。物が手に入りにくい国在住の友人も、「フェタなら手に入るよ(泣)」と二人でややがっかり・・・。
でも家でゲストを呼ぶときに簡単で見た目も素敵だから、今度やってみようかなぁ(^o^)
デザートはイチゴのシュワシュワしたドリングと、さくらんぼとチョコレートの可愛いらしいアントルメでした。
ちなみにワインはソムリエの方にブルゴーニュの赤を選んでいただきました。ワインの話を色々としていたら、ワインの試飲会も時々開かれているそうで、次回の試飲会に誘っていただきました(^o^)
ソムリエの方もサーヴィスの方も皆さん親切で、ゆったりと気持ちよく食事ができました。ゴージャスなホテルも良いけれど、アットホームなホテルでの気の置けない友人との食事は、何より楽しいひとときです♡
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