
カレットでサラダランチ
先週に続き、夏のような日差しが眩しい日曜日になりました。
フランスは日照時間が少ないので、しっかりお日さまの光を浴びてビタミンDを取り入れることが大切なんだ〜、と思っているかはわかりませんが、ヴォージュ広場も日光浴を楽しむ人々でいっぱい!
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友人達と待ち合わせて大好きなサロン・ド・テ「カレット」でランチ。
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最近野菜不足だったから、美味しいサラダでビタミン供給。
友人のひとりは私より年上でちょっと微妙なお年頃なのでスタイルを気にして蒸した野菜のみ。もうひとりは前菜のやはりソテーした野菜のみ。炭水化物のパンは抜き。
パリジェンヌってスタイルが良いと言われるけれど、やっぱり影で努力しているのです。
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カレットのサラダは美しい!
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楽しいランチ、のはずがサンサンと輝く太陽の下、ちょっと今ワケあり中で離婚するかどうかの瀬戸際をどう乗り切るべきか悩む友人の話で暗ーく盛り下がる私達 ^m^;
フランス女性って経済的にも精神的にも自立していて冷めると切りよく別れて前に進むイメージですが、人にもよるけれどそうでもないんですよねぇ。フランスは仕事している女性が多いので経済的なことはあまり問題ないかもしれませんが、夫と別れたらもう出会いがないかもしれない、離婚が多いので独身男性も多いけれど残っているのはカスや欠点がある男(?)だけにちがいない、とひとりぼっちになる恐怖で悲壮にくれたりするのです。
一方で、別れたら新しいチャンスがあるかもしれない、と淡い期待をいただいたり。日本人もフランス人も痛む女心は同じなんですよね。
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食後は、スタイリストという仕事は周りの男はゲイしかいないから全く出会いがない、とぼやきながらスニーカーを探す私に付き合って、エコロジーなVejaのスニーカーを選んでくれました。
これから仕事用の60年代のアクセサリーを借りに行くという彼女達と別れて、帰り道のサン・ルイ島をぶらぶら。ここもすごい人。
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あまりの暑さに、思わずベルティヨンでアイスクリームを買い求めるも、塩キャラメルにしたので余計喉が乾いた (-_-;)
そしたらバターを買いに入ったチーズ屋さんのお兄さんが、バターを包んだ袋を差し出すと同時に空のアイスクリームカップを取って捨ててくれて、さらにお水を入れたコップを差し出してくれました。な、な、なんというフランス人にはあり得ない心遣いに驚愕。
そんなに喉が乾いているように見えたのか?!心が沈んでいるときは、ちょっとしたことが嬉しいですね。
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セーヌ川のほとりで涼むパリジャン。
太陽の季節。日も長くなってきて、人々のモラルや悩みもだんだんと明るくなればいいな(^-^)
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〈info〉
CARETTO
25 Place des Vosges, 75003 Paris
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