Junco Parisのビジューファンタジー&カクテルタイム
マレ地区にある友人のじゅんこさんのお店のカクテルに行ってきました。フランスでは、店が飲み物とおつまみや軽食を用意して常連のお客さんを招待する「カクテル」は、新作を発表したりとお店とお客さんの交流の良い機会としてよく開かれます。
じゅんこさんのカクテルも、招待状に新作の発表と記してありワクワク♪ すっかりバカンスムードのパリですが、それでも沢山のお客さんが来ていました。
日本のお菓子、シャンパンやジュースを用意してくれていたのですが、見た瞬間に茶色い香ばしい食べ物に目が奪われて「わぉ!うなぎ!?」と胸が高鳴ったのに、よく見ればガレットでした(笑)コロナで日本へ帰れないし、土用の丑だし、数日前から廣川のうなぎ(京都のうなぎ屋さん)が食べたいよ〜、食べたいよ〜と思っていたら、ガレットが一瞬うなぎの蒲焼きに見えてしまったのでした。日本恋しさのあまりにうなぎの幻覚が見えた・・・!?
こういうとき、飲み物はと訊かれると何となくシャンパンを選んでしまうのですが、今のフランス人の若い女の子達はこぞってKOMBUCHAだそうです。KOMBUCHAは昔日本で流行った紅茶キノコのことで、ここ数年フランスでも人気でフランボワーズや緑茶などフレーバーも豊富です。若いパリジェンヌは健康志向が高いんですね。
カラフルな春夏のアクセサリーはセール価格になっています。黄色いミモザピアスがかわいい♡
お待ちかねの秋の新作!陶器のブローチに注目!じゅんこさんのご主人が、レースを押し当てて模様をつけた粘土に釉薬を塗って焼き、じゅんこさんが飾りやパーツを作って仕上げた合作です。彼らの家には窯があるんですよ(^o^)
Junco Parisの作品は「コスチュームジュエリー」に当てはまります。フランス語で言い換えると「ビジューファンタジー」、ビジューはフランス語で宝石の意味です。世界で初めてビジューファンタジーのコレクションを発表したのは、模造パールのネックレスで有名なココ・シャネルで、ヴィンテージの石やガラス、金メッキを使って素材価値にとらわれずにデザイン性やファッション性を高めたアクセサリーとして、今ビジューファンタジーはおしゃれなパリジェンヌに大人気なのです。
全てデザインが違うし沢山並んでいるので選ぶのが大変。女の子達がアレがいいけどコレも・・・と迷いながら真剣に選んでいました。
じゅんこさんに紹介されたアジア人っぽい女の子がすごく感じが良くてお喋りしていたら、Junco Parisのインフルエンサーで歌手として活躍するテレーズ(Thérèse Sayarath)でした。(写真三人の一番下)生まれも育ちもフランスのフランス人だけど、中国・ラオス・ヴェトナムの血が混ざっていて、アイデンティティーをテーマにした歌を作っているそうです。
モードな人達が集まるマレは、活気があっておしゃれな人が集まる人気のエリア。バカンス前に、刺激的で楽しいカクテルタイムで盛り上がりました。
☆ Junco Parisの詳細はhttps://junco.parisまで。
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