
EU議長国を記念する青いエッフェル塔と、パリ植物園のイルミネーション
1月から6ヶ月間フランスがEUの議長国を務めていることを祝して、エッフェル塔は昨年の大晦日から毎晩、欧州旗のブルーにライトアップされています。
シャイヨー宮側から見ると、まさに欧州旗!コロナの影響で、大晦日には凱旋門やエッフェル塔の花火も、シャンゼリゼ大通りでのカウントダウンイベントもなかったけれど、新年午前0時のキラキラのシャンパンフレッシュはカウントダウン代わりに心に華やぎをもたらしてくれました。
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話が変わりますが、先日パリ植物園のイルミネーションを見に行って来ました。毎年テーマが変わり、今回のテーマは「生物の進化」。植物園に近づくにつれて、子供達やベビーカーを押した家族連れの姿がどんどん増えてくる。大人だけで来ている人は明らかに少ないので「子供向けじゃないの?」と訝しく思いながら中に入ったら、広い敷地いっぱいに色とりどりの、ものすごい数の巨大な生物が並んでいました。
アメーバーやゾウリムシなど無脊柱動物時代からスタート。そして、デボン紀の魚類時代へ。さっきまで来たのを少し後悔してたのに、思わずちびっこ達にまざって説明パネルをひとつひとつ熟読。昔学校で習ったはずなのに、すっかり忘れているので勉強になります。
最後は人類の出現で終了へ。本格的で迫力満点。モーター仕掛けで動く生物もあり力作揃い。よくこれだけの数を製作したものだと圧倒されました。子供達にとっても、教科書で見たり読んだりするよりも、立体で見るとより記憶にインプットされるはず。
コロナで室内での楽しみが減ってしまったけれど、子供も大人も屋外で楽しめる、きれいなだけじゃなく学習にもなるイルミネーション。一石二鳥でした!
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