フランス産黒い宝石☆ Caviar Perlita
パリの1枚。
好きな場所の一つ植物園(Le Jardin des Plantes de Paris)。
今頃はここも花盛りかな。
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ここ10年、15年で高騰したね〜!とリアルに実感するのはブランドバッグ。
最近はショーウィンドー越しにプライスを確認する度に溜め息吐息。
そんなバッグと同じく高くなった…と思うのが「キャビア」。
そもそもどちらも高級品ではあるけれど、それでも十数年前まではたまには贅沢に、特別にと思った時はキャビアを食べに、買いにちょこちょこ出かけていました。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51948042.html)
最近は買ってもせいぜい25〜50グラム。
そんな状況なのに、、ピンポーンと届いた小包を開けてびっくり。
思わず二、三歩後ずさりしそうになってしまった。
注文主は夫。
200グラムのキャビアのお届け。
K「こ、こ、これ何?」
夫「キャビアだけど」
(そりゃ見ればわかる)
K「そうじゃくて、、なんか特別なことあった?200グラムって尋常じゃないんだけど」
夫「セヴルーガがお買い得セールだったのでポチりました」
K「お買い得…」
夫「Aさん達と一緒に食べようと思って。楽しそーーー♬」
今更ですが、チョウザメの卵の塩漬け「キャビア」はトリュフ、フォアグラと並ぶ世界3大珍味。
卵の粒が大きいものからベルーガ、オセトラ、セヴルーガと呼ばれランク分けされ、産地として名高いのはロシアのカスピ海産。
チョウザメの乱獲等で激減した天然物がみるみる高騰した中、どんどん美味しくなったのが養殖キャビア。
初めて食べた時は味が薄い…そんな気もしたのですが、最近の養殖キャビア@フランス産!はとても美味しい。
届いたキャビア缶の蓋を開けると、その宝石のようなキラキラな美しさにしばし見惚れました。
まずは、サンドイッチパン(ブリニがなかったので)のトーストにサワークリームを塗ってその上に。
個人的にはこの食べ方が一番好き。
お皿に乗らない2個は当然つまみ食い用。(確信犯)
美味し〜っ (≧▽≦)
合わせるドリンクはやはりシャンパン。
K「Jacques Selosse(ジャック・セロス)!このVOってなに?」
夫「バージョン・オリジナル。はっきり言ってなかなかのレア物です」
おつまみ以外には冷製パスタ・カペリーニで。
残ったキャビアは、翌日リングイネの雲丹クリームソースにカニカマも入れてちょっとジャンクに。
食べても食べても食べ飽きない食べる宝石…。
こうしてどんどん養殖技術が進むことに感心感激しつつ、この過去10年、20年を振り返って何より驚くのは日本にいながら個人でもフランス産食材などを購入できる時代になったこと。
ありがたく便利な時代。
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