Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

エルメスのHolly☆

雪山スキーをしていると、途中いろんな動物の足跡を発見します。

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ヘリーはその都度ストックで指し示しながら「これはウサギだよ、あっちは狐だよ」などと説明してくれます。

時々ちょっと珍しい足跡と見つけると興奮気味に

H「これは、あれだ、あれ!名前が出てこない、ド忘れ。なんて言うんだっけ?」

K「ディアー? バンビ?」

H「違う、角がこういう感じで、、」

K「カプリコーン?!」

H「そうだ、それ!英語ではそれに近いと言うか仲間かな。」

この地方のチェスチャンピオンでもあるヘリーという男は、何か出てこない言葉や単語があった場合は思い出すまでその場は動かない。「あとでイイや」は無い。

何事も疑問はその場でできるだけ解消する人で、その姿勢は一事が万事。

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これがそのカプリコーン、シャモアの一種。

遠くいにいたら怖く無いけど、もし鉢合わせた場合はどうするのか?!

死んだフリ?

と不安になったのですが、急な斜面で暮らしてそもそも下界にはほとんど下りて来ないようです。

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で、今日も快晴でした。

でもこうなると気温が上がり、雪が締まって固くなるので滑るのはますます難しくなってきました。

雪が重いと足を取られて疲れます。

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(ブログはホテルの部屋のここで書いてます↑)

17時頃部屋に戻ると、

K「無い!!」

夫「何が?」

K「私がさっきまで穿いてた、脱ぎたてホヤホヤのパンツが無い!」

夫「は?」

K「だから、さっき時間がなくて脱ぎ散らかして、マッパにガウンを羽織ってエステルームに行って、戻ってきたらパンツが無いんだってば。。」

夫「よく探して、その辺に落ちてるんじゃない?」

K「おかしいよ、、だって一緒に脱ぎ捨てた靴下、ヒートテック、ブラはここにたたんであるのに、パンツだけが無いんだもん。」

過去のブログでも書いてますが、このホテルは1日に何度も部屋の掃除に入ってくれるので、部屋に戻るといつも整理整頓、ベットも水回りも綺麗に掃除され整えられ、それはとてもありがたく、気持ち良いのですが、まさか夕方の1時間ちょっとの間にも掃除に入られるとは思っていなかった。。

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しばらく探したもののどうにも見つからないmyパンツ。

夫「洗濯に持って行かれたんじゃないの?」

K「それは困る、恥ずかし過ぎる。あのパンツは今回のスキーで使ってそのまま捨てようと思ってたボロパンツ。。そもそもお願いもしてないのにパンツ洗う〜??」

夫「脱ぎ散らかした君が悪い。掃除の人に聞いてきな。」

あーーーもう恥ずかしい。。と思いながらお掃除係さんの元へ。

が、彼女達には英語はほとんど通じない、ドイツ語またはオーストリア語のみ。

ジェスチャーを交えながら(コマネチbyビートたけし的に)パンツが無いことをなんとか伝えようと試みたところ、「あーーーーん!」とわかったらしい。

一緒に部屋に戻ると彼女が笑顔でベッドの枕をどけたら綺麗に畳まれてありました、myパンツ。(枕の下にあるとは思わないよねぇ)

「だ、だ、だ、ダンケシェーン!」

「ビッテ!」

と笑顔で部屋を出て行く彼女に思い切り言い訳をしたかった、このパンツは捨てパンツです。

普段はもうちょっといいヤツ穿いてるんですよ!と。

レディーたるもの、365日・美パンツを穿くべしと言う教訓を得た。

夫「そんなもの脱ぎ散らすかな!ってことだ。」

K「反省してます。」

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そんなパンツでひと騒動した後、きちんと美パンツも穿きまして着替えてディナーへ。

滞在中のホテルはディナーにドレスコードは特に無いのでゲストの皆さんはそれぞれ好きな服装ですが、男性を見てもセーター&デニムのカジュアル派とジャケットにネクタイ着用のきちんと派に分かれてます。

ドイツ語圏の方がきちんと派、他の外国からの方はカジュアル派な傾向です。

そう言う私は混ぜこぜでカジュアルときちんとを日毎気分で使い分けていて、今晩はスキニーデニムに昨年末に購入した“scrumpcious” (スクランプシャス)のトップスを合わせました。

(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/scrumpcious-soji-boken.html

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そして先日から私のカジュアルコーデな日の足元に気がつくマダムがちらほら。

彼女達はこのフラットシューズを褒めてくれます。

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このブログでは何度かアップしてますが、パリ6区の日本人ご夫妻経営のブランド委託ショップ“Maison de FANFAN”(メゾン・ド・ファンファン)で購入した“Hermes”(エルメス)の“Holly“というネーミングのエルメスらしいシルクのスカーフ柄のシューズ(新品)です。

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フラットシューズとは言えシルクなので、ガンガン外で歩くウォーキング用に使うよりは室内、ホテルで履くにはぴったりな感じです。

モノトーンやカジュアルなコーディネートのアクセントになりますし、足元が華やかだと自然と気分は上がり、スキーで疲れても気持ちだけは元気に♬

シューズだけを見ると悪目立ちしそうな気がしますが、履くとそうでもなく、さすがエルメス!?なエレガントさ。

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ところでエルメスといえばスカーフもとても綺麗ですが、このホテルのゲストのマダム達はスカーフ使いが上手です。

ディナーの時にシンプルなワンピースやセーターにスカーフを合わせています。

そんな中で、オッ!と感激したのはスキーウェアに合わせたマダム・ダニエラ。

ほとんどのゲストが朝食とランチはそのままゲレンデに行く格好=スキーウェアやスエット、ジャージ姿で食事を取りますが、マダム・ダニエラはランチの時はボトムスはスキーウェアのままですが、トップスは白いセーターに着替え、そのセーターの首回りにグルグルとエルメス?のスカーフを巻き、バロックの大きなパールのイヤリングをつけてダイニングにいらっしゃるのです。

しかもそのスカーフは日替わり。

それだけで顔周りが明るくなり、素敵☆

テーブルが近く、私の視線の先に座っているマダムを見るたびに、スキーウェアなのになんてエレガントなんだろ〜と♡

食後の挨拶で思わず「いつも素敵ですね!!」と声をかけると、マダムはゆったりと微笑んで低めの声で「あなたもよ」と社交辞令を返してくれたものの、マダム・ダニエラの迫力というか本物な大人の魅力の足元には到底及ばない。私など小娘だ。

スカーフを上手に使い、その一枚でマダム然とできる内面も外面も大人な女性を目指した〜い(^-^)

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(画像はメゾン・ド・ファンファン オフィシャルサイトからお借りしています↑ これらはいずれもsold out。)

“Maison de FANFAN”(メゾン・ド・ファンファン)には随時素敵なエルメスのスカーフが入荷していて、レア物やアンティークなどお店のHPに掲載される前にsold outになってしまうそう。

フランス人マダムもスカーフ使いが上手だし、こちらのお店でスカーフを求めているお客さんは度々見かけます。

2018年、今年は私も本気でスカーフ使いにトライしてみたいところ(これまで何度も挫折…)。

☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1771.html

 

<info>
Maison de FANFAN(メゾン・ド・ファンファン)
91 Rue de Grenelle, 75007 Paris
 01 45 51 25 74
http://maison-de-fanfan.com

 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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