
オリエント・エクスプレス Vol.2
昨日のブログの続きを。
お客さんは順番にダイニングカーへ案内され、座った車窓からの眺めは夏のパリ☆
食事中に写真を撮るような人はあまりいないレストランinパリですが、この日集まった
皆さんはiPhoneやデジカメで楽しそうにあちこち撮影したり、立ったり、座ったりで
なんだか本当に旅行が始まったようなはしゃぎぶり♪
まずはスマートにシャンパンが注がれ、アミューズを摘まむ。
美味しいッ(≧▽≦)
前菜にはフォアグラのテリーヌに桃のゼリーを合わせたもの。ソースはアーモンド。
添えられたバターたっぷりのイタリアンブリオッシュと一緒に♪
コンソメスープも。
あれ?電車動いた??
時折吹く風が車体を少しだけ揺らし、本当に電車が動いているようでリアルでした。
そんな楽しい気分の中、ワインも進む。
続いてオマールのスフレ登場☆
同時にアーティチョークとフレッシュアーモンドのクリームスープ。
「そのスープの中にスフレを浸しながら食べてください」と。
スフレをそのまま食べてもとても美味しかったけれど、スープに浸すとまた違った美味しさに☆
メイン料理は仔牛のフィレ肉。
グリーンアスパラとジロール茸のフリカッセを添えて♡
柔らか~い、じっくり低温調理されたかのような仔牛はとろけるような旨味。
夫「お、この赤ワインもなかなか旨いッ!」
K「ちゃんと銘柄チェックしておいてね~。メモよろしく!」
改めて車内を見渡すと壁やカーテン、荷物を置く棚など趣きがあってステキ☆
ダイニングカーの奥がキッチンでしたが、それはとても狭いスペース。
ある程度は別のレストランで仕込みをしておくのでしょうが、最後の火入れや味付けは
そのキッチンで。
なので出す料理には限界があるのでしょうし、お客さんは19時と21時半スタートの完全
入れ替えの2回転で時間的制約もあり。
そんな制約がある中でもコースの味、バランスはさすがヤニック・アレノ氏!な完成度★
デセールは、イタリアをイメージしたという「Simplon(シンプロン)、Milan(ミラノ)、
Venise(ヴェネツィア)」と名づけられたもの。
Simplon(シンプロン峠)は、イタリアとスイスの国境でアルプス山脈にある峠だそう。
夏らしいさっぱりと美味しいレモンのマカロンデザートでした☆
カフェと一緒にいただいたミニャルディーズはミニティラミスとフランボワーズのゼリー。
夫「これ、葉っぱがチョコレートだよ♪」
K 「ホントだ~(^○^)」
美味しく食事できただけでなく、本当に列車の旅行をしたような気持ちになれるとても楽しいディネで、
またこんな遊び心に溢れる楽しいオケージョンがあったらいいな~と思いました。
À demain(^_^)/~
おまけのパリは、「Les meilleurs fraisiers de Paris」をBelle et Bonneで
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