東京フロインドリーブ☆最後の1週間
今日は東京ブログ☆
3連休の週末、車で移動中に外を眺めると人の流れが。
K「なんか先に進むほどにすごい人なんだけど、ここ何?」
夫「・・・。千鳥ケ淵だよ!!」
新コロナウイルスで宴会お花見は自粛の中、この週末は都内は多くの人がお花見散歩を楽しんだ模様です。
桜が主役?なこの時期ですが、私は近所の野の花にも春を感じた3連休でした。
そして夕方に徒歩で向かったのは広尾商店街(渋谷区)にある1970年創業の『東京フロインドリーブ』。
上京以来昔から知っている一軒ですが、なぜか「フロインドリーブ」と言う単語(人名?)が頭に入らず、もうずっと「広尾の昔ながらのパン屋さん」と言う呼び方をしてきました。
プレッツェルの看板も可愛い店構え。
ライ麦を使用した本格的なドイツパン、グラハムパンの美味しさを知ったのはこちらのお店がきっかけでした。
K「サブレも有名で美味しいよね」
夫「いやいや、ココはパイだよ!サクサクしたスナックっぽいパイの元祖って感じ。チーズパイ、源氏パイみたいなパイが色々」
K「じゃ、それ買って帰ろ」
と、お店に入るとパンはひとつもなく2種類のお菓子のみ。それも各2個ずつ。
夕方ということもあったけれど、ガランとした店内、隅々が片付けられた感漂う雰囲気がちょっと変?!と思ったら、店主の方が高齢のため本年3月31日をもって閉店するのだと知りました。
昔からずっとあって、これからもずっとあり続けると勝手に思い込んでいただけに、閉店と知ってちょっとショック。
とは言えご高齢という理由を知ると、これまで本当にありがとうございました、お疲れ様でした!な気持ちに。
そして私の後に入ってきたマダムを思うと残っていた2種類のお菓子(4個)を全部買ってしまうのは悪いかなと、1個ずつ買いました。
ミニクグロフのよう形の『キルシュマンデル』。
程よくしっとりしつつもホロホロっと口どけるアーモンド香る生地は見た目よりもずっと軽く、甘さも控えめ。
カットすると中から予想外の真っ赤なチェリーが出てきてなんだか嬉しくなった♬
そのチェリーは、昔懐かしのクッキーの真ん中に入っていた、サクランボの種を取って砂糖漬けにして着色した「ドレンチェリー」。
ただ甘いだけでなく、ラム酒漬けで大人味なアクセント!
そして『チーズケーキ』。
スフレタイプで、フワフワとどっしりの間をとったような程よいテクスチャーで底にはレーズン。
チーズケーキもキルシュマンデル、どちらもちょっと懐かしく、しみじみ美味しく感じるケーキでした。
閉店まで残り約1週間、感謝を込めて通いたい!
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